北京一高いビル「中国尊」 総工費は2960億円

2012-08-30

不動産業者、中信地産によれば、同社が建設を担当する北京市「CBDZ15」区画のビル「中国尊」は2016年に棟上げされる予定だ。北京市で最も高いビルとなり、総工費は240億元(約2960億円)に上る見通し。

中信地産によると「中国尊」は屋上に展望エリアを設け、外側に超透明ガラスを使用する。完成後、観光客は高さ524メートルの地点まで上がることができる。

中信集団は10年12月に「CBDZ15」区画を63億元で落札した。「中国尊」はオフィスビルとなり、敷地面積は1万1478平方メートル、総建築面積は42万7000平方メートル、高さ528メートル。地上108階、地下7階建てで、完成後、国貿三期に代わって、北京一高いビルとなる。

「中国尊」のデザインは、中国の伝統的な祭器「尊」のイメージから。外形は下から上へ自然と縮小し上品なイメージを表し、トップが徐々に大きくなり、対称的な曲線の建物の造型ができあがる。ビルのトップ空間のデザインは「孔明灯」のイメージから。夜ライトアップし、上昇するように見える。特別な都市アウトラインを形成するだろう。

世界の完工した超高層ビルと比べ、「中国尊」の高さはドバイタワーに続く世界第2位になる。しかし、設計上高さ510メートルを超える建設中の超高層ビルは、中国ですでに7基あり、「中国尊」は中国国内では8強に入るに留まる。

北京旅游网

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