紅葉なら香山公園へ

2012-09-21

北京の西北側の郊外に小西山はある。香山公園は小西山の麓の東に位置する。市内から20キロはなれ、160ヘクタールも占める。皇家園林の特色を持って、有名な大型の山林公園である。香山公園にある文物古跡がすごくめずらしい。

香山の頂上には大きな石があり、姿は香炉のようである。明け方と夕暮れ、雲が回って、遠くから見れば煙がゆらゆらと立ち上がるようだ。これで、香炉山と呼ばれ、香山と略称した。

主峰の香炉峰の海抜は557メートル。公園の中には26万株の木があり、北京市区の四分の一を占めて、森林被覆比率は98%。この中、古い木は5800株以上もある。春の時、花は満開。夏は涼しい。冬の時、雪に覆われる公園もきれい。もちろん、一番有名なのは秋の楓である。

香山公園の施設が完備。たとえば、大型の観光ロープウエー(長さは1400メートル、落差は431メートル)、頂上にある松林レストラン、香山別荘など。

香山公園は中国科学院植物園、北京植物園、臥仏寺にも近い。東側は有名な頤和園、南側は八大処公園などの観光スポットである。

観光スポット

ここにもいくつかの観光スポットがある。たとえば、燕京八景の「西山晴雪」、明清時代の建築風格を持つ碧雲寺、中国唯一の残された木製の仏像に金箔を貼り付ける「五百羅漢堂」、江南らしい庭の見心斎、東宮門、香山寺、双清別荘、香炉峰、西山晴雪碑、玉華山庄、昭廟、眼鏡湖、香山飯店などたくさんある。

東宮門:香山公園の正門。両側には銅製の獅子がある。乾隆皇帝が書いた「静宜園」という文字も軒に掛かっている。

香山寺:香山寺遺跡は1186年建った大永安寺、元々は金代の行在所だった。

双清別荘:香山寺の東南側に位置。院内には泉もある。毛沢東主席はここで仕事をしたことがある。

香炉峰:頂上の海抜は557米、香山公園の一番高いところである。上には重陽閣、踏雲亭、紫煙亭、三つの亭がある。白玉展望台に立つと、清い昆明湖と北京の町並みが見られる。

西山晴雪碑:燕京八景の一つ。「西山晴雪」と書いてある石碑がある。

玉華山庄:「西山晴雪」を下って、玉華四院、三院を経て、山間の中心に位置する玉華山庄に着ける。元々は明代の玉華寺、紅葉を観賞する見所である。

昭廟:玉華山庄から北側に、芙蓉館を経て昭廟が見られる。これは大型のチベット式のラマ廟である。1780年建った。この廟の一番注目されるのは30米の瑠璃塔である。

見心斎:見心斎は昭廟の北に位置する。香山公園の最も完璧に保存されている古跡である。1522年建ってデザインが江南園林のようである。

眼鏡湖:見心斎の下には2つの湖がある。眼鏡のレンズのようだから、眼鏡湖と呼ばれる。

香山飯店:ここは元康熙皇帝が避暑する行在所であった。四合院の「溢香庁」、蘇州式の庭の「煙霞浩渺」、1400平方メートルの人工湖などもある。湖には「飛雲石」もある。

碧雲寺:西山風景区にある古刹。1331年建って、今まではもう600年以上の歴史を持っている。当時は碧雲庵と呼ばれる。

チケット:

閑散期(11月16日-翌年3月31日):5元

最盛期(4月1日-11月15日):10元

碧雲寺:10元

ロープウエー:平日は片道50元/人、土日曜日と祝日は片道60元/人、子供は片道20元/人

最高な旅行時間:

毎年の10月中旬から11月上旬までは紅葉を観賞する最高な季節。普通は一ヶ月ぐらい続く。

半山亭、玉華山庄と阆風亭は紅葉を観賞する最高な場所。

交通:

バス:318、331、360、696、698、714、563に乗る。

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