北京桑峪

2012-10-30

北京桑峪は千年近い古寺である潭柘寺に隣り合っており、村落は山谷の中に隠れ、周辺には獅山岩、鷹嘴岩、虎頭岩などの景観があり、これらの山の峰は横になった獅子、鷹の嘴、虎の頭と外見が似ているため有名になった。南西にある谷の入口だけが外部に通じており、古村にわずかな神秘と静寂な味わいを与えている。村に入るとすぐに古めかしく優雅な牌楼が目に飛び込み、小道からは土の香りがし、露出した大きな壁の上には「打倒アメリカ帝国主義」という赤色のスローガンが書かれている。村で最も整った四合院は朱家大院と呼ばれ、南北に合わせて五つの部屋があり、石の両壁、古瓦の屋根で、とても気勢があるように見える。村の北にある一本の古道は、白石の板が隙間なく敷き詰められ、地形に従ってくねくねと伸び、百年前にここで馬が蹄の音を立てながら歩いていくイメージが想い浮かぶだろう。村の東北にある半山の中腹に広慧寺があり、村人によると、その歴史は潭柘寺より更に長いほどで、現存する山門、周囲の塀、壁、正殿と西両脇の殿、直径一メートル近い二本の古いイチョウは境内の宝とされている。

人々や馬車の往来が盛んな長安街の全体を見るのであれば、境内の定都峰と呼ばれる場所に行くと良いだろう。地元の人によると、晴れた日に定都峰の上に立つと、長安街の賑やかな様子を一望することができ、閑静な古い村と賑やかな街並みのコントラストが非常に美しく感じるそうだ。村内にはその他に張飛寨と呼ばれる場所があり、今は山のとりでの中に張飛駐屯兵の残した壁と、兵士学校場が残されている。

自家用車:108国道に沿って潭柘寺から村に入り、南辛房路で国道に下り、桑峪路から入る。

バス:苹果園地下鉄駅から931に南辛房路口駅まで乗車、徒歩約10分で桑峪村に着く

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