北京の鐘楼、鼓楼も楽しもう

2012-10-16

鼓楼は東城区地安門外大街にある。景山公園から中枢線にそってまっすぐ北に延びる道が地安門大通り。その突き当たりにあるのが鼓楼。その後ろにあるのが鐘楼。

鼓楼は明の永楽18年(1420)の建造で、清の嘉慶5年(1800)に改修。明、清両代に時報の太鼓を打ち鳴らしたところ。城台の上に楼閣がそびえ、総高45mの楼上からは東西南北の眺望が素晴らしい。楼上に現存する太鼓の刀痕は義和団事変の際に八カ国連合軍によってつけられたもの。現在、観光用に太鼓を打ち鳴らす儀式を復活させている。

東城区地安門外大街、鼓楼の北にある。元代の万寧寺の中心をなした建物の跡地。明の永楽18年(1420)の創建で、のちに焼失し、清の乾隆10年(1745)に再建。磚、石造りの高大な城台に建つ。

元の大都の時代はこの地が都の中心であり、至元9年(1273年)に「斉政楼」の名で鼓楼が置かれた。現在の鼓楼は明の永楽18年(1420年)に設けられ、清代に修復されたもの。基礎部分、レンガ色の城台部分、さらにその上部の城楼を合わせ、地上からの高さは46mある。楼上には、もとは「大鼓」と24の「小鼓」があり、これらが明清代を通じ、人々に季節の遷り変わりを知らせていた。近年修復され、2002年に正式に一般開放された。現在も、季節の節目の時期に、力強い鼓音を響かせている。

鐘楼は、鼓楼の北側100mほど先に位置し、明清代を通じ、京城の人々に鐘の音により時を知らせた。鐘楼は元代の万寧寺の中心閣の跡を利用し、明の永楽18年(1420年)に設けられた。その後、清の乾隆10年(1745年)に再建され、およそ現在見る姿になった。煉瓦作りの鐘楼は高さ47.95mで、楼閣の上部の鐘亭に備えられた銅製の鐘は、永楽18年製造、高さ4.5m、厚さ12~24.5cm、重さ63tという巨大なもので、鐘の音は数十里の先まで響いた。

FEE:鼓楼20元/鐘楼15元

OPEN:9:00~17:30

ADD:西城区地安門大街北

TEL:(010)8402-7869

アクセス:バス5、58、105、107路で「鼓楼站」下車。地下鉄「鼓楼大街駅」下車

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