響水湖は国家3A級の観光地。懐柔区渤海镇大榛峪村の東に位置しており、市内から約85kmの距離にある。東直門の長距離バス乗り場から916番線バスに乗り、懐柔国際会議センターでマイクロバスに乗り換え、すぐ到着する。自動車の場合は、京密高速道路に沿って懐柔まで行き、慕田峪に沿って進み、慕田峪环島を越えて、西へ約13kmで到着する。長城、古洞、山と川、泉、淵、滝が一カ所に集まった観光地。1998年に一般に開放された。
観光地の敷地面積は18k㎡、5kmにわたって続いている。主要な景観として響水湖、磨石口長城と連雲岭長城がある。このスポットの北部にある響水湖は決して大きくはないが、ここには湖の源泉がある。源泉から湧き出す水の水量が多いため、1000m以上離れた場所でも水の音が聞こえたため、響水湖との名が付けられた。明代の長城は観光地区にある山の尾根上にめぐらされている。こちらの長城は旧長城の磨石口関であり、明代の永楽2年(1404年)に建設され、今ではもう600年あまりの歴史がある。明代の万歴年間に水関が建設されたため、「甕城」とも呼ばれた。また二重の門があるので「双関子」とも呼ばれる。旧長城の中でも珍しい関所であり、現在も完全な形で保存されている。関所内には万歴戌虎年(1578年)に録宝県人の许茂杞が崖の上に掘った「天设金汤」の4つの大きな字がある。1973年、中国水利部門がここに建設した高さ33m、長さ112mの貯水ダムが、古風な長城を更に雄大に見せる。ここでは毎年3~4月に植樹活動が、9~10月には秋の収穫祭が催される。
特色
響水湖は北京の外れにある、条件に恵まれた、美しく有名な観光地である。懐柔の慕田峪長城の西に位置して、県政府の所在地から28km離れた場所にある。敷地面積は18k㎡、長城、古洞、山と川、泉、淵、滝が一カ所に集まった美しい天然の里である。
響水湖は明朝の長城建关筑堡の谷間にあり、両側を谷に囲まれ、峰が重なり合い、石山が高く険しくそびえ立つ。どれだけ長い時間が経過しても、長城は依然として元の姿を今に残しており、まるで龍が空高く飛んでいるかのように見え、きわめて壮観である。明代に彫られた懸崖の彫刻も、古い要塞に威厳を与えている。そして、自然の連雲洞と图腾阁は、計り知れないほどの精巧さで、興味は尽きない。勢いよくあふれる山水は、山頂から流れ落ち、50mの落差を持つ滝となり、まるで銀河の彼方のような美しさで、心がゆったりとして爽快な気持ちになる。
観光地内には山の峰が険しく切り立ち、泉が静かな音を立てて流れ、果樹林が木陰を成し、一面に草花が生え、新鮮な空気で満ちている。春には山野の花が咲き乱れ、甘い花の香りにあふれる。夏は木々が勢いよく育ち、深緑の森が目の前に広がる。秋にはたくさんの果実が生り、山が紅葉に染まる。冬は白銀の世界になり、まるで氷河のよう。
入場券:20元。
アクセス:東直門から916番バスで終点まで行き、怀柔-洞台の定期バスに乗り換えて、響水湖路口で下車。そこから3.3kmほど進むと響水湖景区に到着する。