軍事用道路 張坊古戦道

2013-07-30

周口店から清西陵へ行く途中、きれいな城壁が目の前に現れたと思ったら、それこそが『張坊古戦道』である。

北京市内から西南へ約80キロいったところの河北省境の房山区張坊鎮張坊村に位置する。およそ1000年前の宋代(北宋)に遼の侵入を防ぐために造られた地下道であり、戦時中に地下に兵士を、埋伏させ敵を急襲したところだ。

1991年に道路の工事中に発見された。長さが1500メートルもあり、現在500メートル程が修復され一般に公開されている。

北京地区で発見された唯一の軍事用道路であり、地下4メートル、幅2メートル、耐火制のレンガを積み上げ築かれており、両側にチベット兵の駐兵室、兵器室、指令室や生活設備がある。後に明の洪武年間、元朝の反抗に備えるためにも使用された。

チケット代:15元 住所:北京市房山区張坊鎮張坊村

開放時間:8:30-17:30

アクセス:A バス天橋(あるいは六里橋)からバス917路線の張坊支線に乗る。B マイカールート:京石高速の瑠璃河から出て、瑠璃河房易交差点を通り、長溝交差点で右折し雲居寺路を経れば張坊古戦道に着く。あるいは京石高速の閻村から出て、京周路の房山を経て周口村の交差点で左へ、長溝交差点を右折し雲居寺路へ行けば張坊古戦道に着く。

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