北京のお菓子といえばシャーチーマー(沙琪玛)!

2014-05-19

シャーチーマー(沙琪玛)は麺状の小麦粉を油で揚げ、アメをまぜて四角く固めたもののことである。サクッと歯触りが良く、ふわっと柔らかくてとても美味しい。もともとは満州族の伝統的なお菓子であったが、清代に北京でも広く食べられるようになった。特に、北新橋にあった泰華斎というお店のシャーチーマーが有名で、皇室の寺院である雍和宮からも大量の注文があったたそうである。

その泰華斎はもういまはないが、現在では菓子販売老舗の稲香村や、スーパー、コンビニで買うことができる。スーパーのものは手作りではないが、1つひとつ包装されているので食べやすく衛生的である。その上賞味期限も比較的長く、日本へのお土産にも最適である。確かにものすごく珍しくて貴重というものではないが、典型的な北京のお菓子で、贈る側の気持ちがよく伝わるはず。まさに「千里送鹅毛」(千里はるばるガチョウの羽根を贈る=ささやかながら心のこもった贈り物)と言える贈り物になるだろう。

人民中国インターネット

北京旅游网

モデルコース
人気おすすめ