コンテナをホテルに改装して大手チェーンが来春稼働を予定。
大手ビジネスホテルチェーン「如家酒店集団」は来年春から、貨物用のコンテナなどを客室とした新業態ホテル「如家小鎮」の営業を市内郊外で始める。コンテナは、1室あたり費用15万元、期間45日で宿泊客を迎えられる状態に改装可能という。
如家小鎮の主要ターゲットはマイカーで移動するレジャー目的の旅行者。コンテナのほかテント、キャンピングカーなどを使った一風変わった客室と、駐車スペース、レストラン、コンビニ、遊戯施設ほかをそろえ、旅行者のニーズに幅広く応える。
如家酒店集団の孫堅董事長兼CEOによると、如家小鎮にはすでに30以上のフランチャイズ希望の応募があった。元々は季節ごとの来客数の増減などに対応可能な「移動式ホテル」として開発を進めたが、さまざまな機能を持たせたことで「目的地」にもなりえる内容になったと説明している。
宿泊価格は、如家が展開するエコノミークラスのビジネスホテルより高い水準となる見込み。前出の孫氏は「レジャー客を想定しているため機能面も優れている」と説明、業態が成熟すればコスト圧縮効果により宿泊料が下がる可能性もあると話している。【澎湃新聞11月23日 転載】
「らくらくプレス」より