中国が伝染病緊急予防制御技術体制の初歩的な構築進める

2017-03-22

伝染病予防治療科学技術重大特別プロジェクトの、「緊急体制の構築成果」記者会見が21日、北京市で開かれた。中国は近年、72時間内に既知の300種の病原を鑑定する検査・測定技術体制、未知の病原のスクリーニング技術体制を構築した。12ヶ所のコア実験室、91ヶ所の地域重点検査・測定実験室、800ヶ所以上の観測拠点による、観測技術ネットワークを構築した。国内外の重大かつ突発的な伝染病に効果的に対応するため、基礎的で決定的な力を発揮している。人民網が伝えた。

伝染病特別プロジェクト技術担当者の徐建国氏によると、中国は特別プロジェクト実施以来、中東呼吸器症候群(MERS)、ジカウイルス感染症、黄熱病などの外来伝染病の病原の検査キットを開発し、伝染病の輸入防止に向け病原確認の先決効果を発揮した。また世界保健機関を通じ、新たに発見された病原体(H7N9型、H10N8型インフルエンザウイルスなど)検査・測定技術を世界と共有し、世界のインフルエンザ予防に重要な貢献を成し遂げた。さらに自主開発したエボラウイルス診断キットは西アフリカで用いられ、海外でのワクチン臨床試験ゼロという空白地帯を補うことを実現した。(編集YF)

「人民網日本語版」2017年3月22日

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