2017年の大学卒業生は795万人 各地が就職・起業支援を実施

2017-04-24

2017年の全国の大学卒業生は795万人に達し、前年より30万人増加した。卒業シーズンが近づき、多くの学生が社会人になるのに伴い、国・地方レベルで大学生の就職・起業を保障する措置が次々と打ち出されている。

末端ポストの魅力増加

今年、北京市は大学生村役人の給与増加政策を打ち出し、大学卒業後に村役人になった職員の給与待遇を引き上げた。

江蘇省は大学卒業生の末端ポストへの就職を奨励。大学卒業後に末端ポストに就職した者に対する大学院受験時の点数加算、優先的合格、学費代納などの優遇策を実施し、江蘇省北部の経済薄弱地の県以下の機関で働く者に対し、繰上げ本採用や給与を高く設定するなどの政策を実施する。

起業への支援はさらに多い

河南省は今年、就職・起業手当を1人あたり1000元から1500元に引き上げ、就職・起業サービス手当を1人あたり200元から300元に引き上げる。

河北省の『就業・起業補助金管理実施弁法』は、年間1億元以上の省レベル起業資金を用意するとした。

湖北省は零細企業を個人経営・設立する大学在学生・卒業3年以内の者に対し、制限のある業種を除き、登記・許可証・管理などの各種行政手続きにかかわる費用を3年間免除する。

貧困家庭の大学生への就職支援

海南省は2017年大学卒業生への就職・起業手当の支給を開始した。規定によると、大学卒業生は1人あたり1500元を受領できる。

陝西省教育庁は、貧困家庭の卒業生を100%支援し、就職意思があり支援を受ける意思のある貧困家庭の卒業生が100%就職できるよう求めた。そのほか、貧困家庭の大学卒業生を対象とした面接会を実施した地域もある。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年4月23日

中国網日本語版

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