中国の電気機関車、ヨーロッパ市場で歓迎される

2017-04-27

先日、セルビアの首都ベオグラードのオーブライヌワツで中国から来た電気機関車車両の引渡し式典が行われた。

これは中国中車会社がバルカン地域で行った「一帯一路」協力のもう一つの重要な成果である。このプロジェクトは中国の電気機関車のセルビアにおける初めての発注であり、4台の中国鉄道車両の最終顧客はセルビア国の超大型ホールディングカンパニー、ニコラテスラ火力発電所である。

セルビアに限らず、中国の鉄道車両はマケドニアにもその成果があがっている。。今年1月10日、中車株洲電気機関車会社とマケドニア国家鉄道会社は4台の電気機関車の購買契約を結んだ。

この型の電気機関車はマケドニア鉄道の電化された幹線のために設計開発され、計画ではヨーロッパの鉄道の電化幹線―汎ヨーロッパ鉄道10号線のマケドニア国内に運用するものである。これもマケドニアが中車株洲電気機関車会社から購買するもう一つのハイエンド鉄道交通の装備である。

「一帯一路」建設のバルカンにおける協力といえば、今マケドニアで行われている山岳地帯を走る中国高速鉄道の電気機関車に触れないわけには行かない。2015年11月15日、中国が輸出した初めての欧州向け動力ユニットはマケドニアで開通に成功した。当時、マケドニア政府もこの中国からの動力ユニットに対して盛大な歓迎式を催した。

中車株洲電気機関車会社の駐マケドニアの顧客サービスマネージャーの邵雷鳴氏は『経済日報』の取材に、先進的で豊富な製品のタイプと技術的解決の方法から中国製の電気機関車がヨーロッパのハイエンド市場でますます歓迎されるようになっている。

「一帯一路」建設は中国とバルカン国家の多くの協力の領域で明るい未来をもたらした。セルビアとマケドニアは共に中国電気機関車を選択採用し、ヨーロッパ市場の中国ハイエンド鉄道装備に対する認知を具体的に示した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年4月26日

中国網日本語版

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