北京っ子なら誰でも知っている老舗菓子店「稲香村」

2017-06-21

稲香村(ダオシャンツン)は北京で最も有名な伝統菓子屋店です。その歴史はとても長く、長江南域から来た商人達が清朝1895年、北京の前門に南方菓子の店を出したのがはじまりです。その後、内乱の影響で1926年に閉店。それから約60年後の1984年に復活して今に至ります。

稲香村のお菓子は、月餅や起子【金莫】といった伝統的な中華菓子を主体に、バタークリームやドライフルーツを使った中華風洋菓子など種類が豊富。洋菓子系もどこか懐かしい味なのですが、日本人には、やっぱり伝統中華菓子が人気。中華菓子は、烏龍茶やジャスミンティなど、香り高い中国茶と一緒にいただくと、美味しさが更に引き立ちます。

商品はほとんどすべて量り売り。店員に欲しいお菓子と数量を告げると、目の前で袋詰めにしてくれて、電子秤で値段をつけてくれます。そしてその場でお金を払う…… そんな店員とやり取りをしながら買うという中国式ショッピングが楽しめます。購入は一つでも二つでもOKなので、とりあえず、色々試してみて、お気に入りを見つけてください。

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主な店舗

■稲香村前門大柵欄店

住所:西城区大柵欄街18号 大柵欄購物中心1階

■稲香村王府井百貨店

住所:東城区王府井大街255号 王府井百貨B1階 青春館b1楼

■稲香村北京駅店

住所:東城区毛家湾胡同甲13号北京駅1階

営業時間:8:00~19:30


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