北京の「インターネット+」指数、全国1位に

2017-06-22

北京社会科学院と社会科学文献出版社は20日、「北京青書:北京文化発展報告書(2016-17年)」を共同発表した。青書によると、北京の都市文化競争力は全国上位で、文化・創意産業が発展しており、一部の強みを持つ業界のさらなる発展に期待できるとしている。北京晨報が伝えた。

青書によると、北京は昨年の全国都市競争力比較において、総合競争力で4位をキープし、革新都市ランキングで4位から2位に浮上した。

「中国ネットワーク都市」である北京地区のウェブサイト数は44万で、全国の13.7%を占めている。2016年全国「インターネット+」関連指数によると、北京は中国都市部の「インターネット+都市指数」「インターネット+革新・創業指数」「インターネット+文化・娯楽指数」ランキングでいずれも全国1位となっている。ネットワーク文化の生産、文化の伝播、文化の消費、文化の娯楽などの基礎を固めており、力強い競争力を示している。

産業発展規模を見ると、北京市文化・創意産業付加価値額は2006-15年の間に2.9倍、収入は3.4倍、資産総額は4.2倍、就業者平均人数は1.3倍となった。伝統的な分野で消費が徐々に飽和化するなか、北京市の文化消費の潜在力が徐々に引き出され、住民の文化・娯楽消費が消費全体の15%を占めるようになった。

青書は、産業の融合発展の推進に伴い、文化・科学技術、文化・金融などの融合が深化すると予想。デジタル創意産業は、北京の未来の文化・創意産業の重要な発展方向になる。設計サービス及び戦略的新興産業、消費財工業、建築業、観光業、農業、スポーツなどの重点分野が、深く掘り下げた融合発展を実現することになる。

「インターネット+」文化・創意新業態の発展について、インターネットの応用は創意・ハード・ソフト・資本などの要素を統合し、文化の生産力のペースアップとギアチェンジを実現する。ビッグデータにより、文化・創意サービスは正確かつスマートになる。対外文化貿易はインターネット技術により発展を加速させる見通しだ。

人民網日本語版

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