北京の玄関口、北京首都国際空港

2017-06-22

北京首都国際空港は1958年に開港し、今日では、中国国内のみならず、アジアでも最大規模を誇る空港とされています。北京オリンピックに向けて設備の増加や整備がすすめられ、2010年3月現在、3つのターミナルと3本の滑走路、2つの管制塔が同時活用されています。

2008年に新しくオープンした第3ターミナルは、単独としては世界最大で、なんとサッカー場が170個も入ってしまう広さ! 設計は英国の著名な建築家ノーマン・フォスター氏によるもので、コンコースの長さは約3キロ、3ヶ所に分かれた各セクションを無人シャトルで結んでいます。

また、各ターミナル間には無料のシャトルバス(擺渡車)があり、6:00~23:00は10分弱間隔、23:00 ~翌6:00は30分弱間隔で24時間運航しています。市内と連絡する地下鉄も開業するなど、巨大なだけでなく便利さにおいても充実が図られ、アジア太平洋航空センター(CAPA)より、「2008年度最優秀空港発展賞」を受賞しました。近年、急増する航空需要に対応するのが限界に達しており、北京市南部大興区に新空港(仮名:北京大興国際空港)の建設が2014年12月にスタートしました。2019年に暫定開港が予定されており、完成後は北京首都空港と北京大興国際空港との二つの空港で運用していくと計画されています。

それでは、中国最大の空の玄関口「北京首都国際机場(中国語ではこう書きます)」に到着しても迷子にならないように、施設を簡単にご案内したいと思います!


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