日本残留孤児報恩訪中団、歓迎レセプションが開催

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帰郷と謝恩の旅で22日から中国入りした日本の残留孤児報恩訪中団102人はハルビンの訪問を終え、25日に北京に到着しました。その歓迎レセプションが26日夜、中日友好協会の主催により、北京市内の建国ガーデンホテルで開催されました。

席上、中国人民対外友好協会の宋敬武副会長が中国側を代表してあいさつを行いました。宋副会長は、「今年は中日国交正常化45周年の節目の年にあたる。中日関係の45年の発展プロセスが示したのは、中日の善隣友好関係の発展が、両国だけでなくアジア地域の、ひいては世界の平和と安定のためにも重要だということだ。これは時代の流れに適うことであり、両国民および国際社会が持つ普遍的な期待である」と述べた上で、「今回の訪中団の皆さんには、引き続き中日友好の信念を堅持し、自身の経験を基に平和友好の声を伝え広め、中日友好の架け橋の役割を果たして、両国の友好事業にさらに多くの貢献をしていってほしい」との期待を寄せました。

在中国日本大使館の伊藤康一公使は、日本の孤児を親身になって育ててくれた中国の養父母に感謝の意を表すとともに、「このような感情は、血縁関係を超え、国境を越えて、人々を感動させるものである。近年、両国関係の改善は続き、多くの発展を収めてきた。今後両国は引き続き手を携えて共に進んで行きたい」と述べました。

今回の訪中団は、日本に帰国した中国残留孤児の会「NPO法人中国帰国者・日中友好の会」が国交正常化45周年を記念するため、企画したものです。レセプションでは訪中団の代表による演歌の披露などもあり、最後は日中友好の会の会歌「心の声を伝えたい」の大合唱でフィナーレを迎えました。「私には2つの家がある。1つは日本にあり、もう1つは中国にある。祖国に帰っても、中国の家をいつも懐かしく思う。中国の養父母がいなければ、誰が私を引き取り、私を育ててくれただろうか」という歌詞の一句一句が会場に響きました。

訪中団団長を務める池田澄江理事長は、「養父母への感謝の意を表すと共に、日中国交正常化45周年を記念したい。日本の残留孤児が日中友好の絆となることで、両国の友好事業のために全力で貢献をしていきたい」と語りました。

訪中団に参加した78歳の鴨志田清さんは、「今回の訪問で一番印象深かったのは、ハルビンで養父母の墓参りをしたこと。ハルビンで受けた情熱的な『おもてなし』に感動した。日中友好を何世代にもわたって伝承していってほしい」と語りました。

今回40年ぶりにハルビンに帰ったという木村琴江さんは、いま福岡で「帰郷」という屋号の中華料理屋を経営しています。木村さんは、「訪問の一番の目的は中国の養父母への恩返し。養父母がいなければ、私は生きていられなかった」と語り、「戦争は絶対あってはいけないこと。日本と中国にはずっと友好的な関係のままであってほしい」との希望を話しました。

また、訪中団に参加した中村恵子さんは、「残留孤児の私たちは日本にいても、心は祖国である中国に残している。日本で毎日中国の番組を見て、祖国の新たな変化を見ては、誰よりも喜んでいる」と中国への熱い思いを話してくれました。

なお、今回の訪中団には日本各地14の地域から中国残留孤児とその二世および関係者102人が参加しており、28日に帰国する予定です。(取材・写真:趙雲莎)

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