北京市門頭溝区で15日、第11回永定河文化祭が開幕しました。

これに伴って、北京テレビ局では16日から、特別番組として全12話のドキュメンタリードラマ『京西古村落（北京西部の古き村）』を放送します。このドラマは門頭溝区にある伝統的な12の村それぞれを取り上げ、歴史ある村の様子や、永定河地区の文化を伝えます。

また、8月には門頭溝劇場で平西闘争の歴史を題材とする『平西組歌』コンサートの公演が行われます。コンサートのテーマは『永遠的豊碑（永遠の功績）』です。

9月は、永定河地区の山、川、寺、村、旧跡などを知ることができる映像展「永定河――大西山」が公開される予定です。このほかにも、西山永定河の文化をテーマとする文化イベントが、雁翅鎮碣石村で催されることになっています。

さらに、10月になると舞台劇「永定人家（永定の家庭）」の公演が解放軍歌劇院で行われます。この劇は、永定河のそばに暮らす人々の半世紀にわたる盛衰や変遷を描き、門頭溝の歴史・文化、民間芸能の伝承と発展、産業の変化などを伝える内容だということです。（殷、謙）