バリアフリーの社会を目指せ、中国国際福祉博覧会が9月に開催

2017-08-17

中国身障者連合会が伝えたところによりますと、中国国際福祉博覧会、すなわち中国国際リハビリ博覧会が9月13日から15日にかけて北京国家会議センターで開催されるということです。今回の博覧会は福祉機器、AI技術、高齢者介護の3つの部分からなります。展示面積は2万平方メートル、出展企業は300社近くで、いずれもこれまでの最高を記録しています。

中国身障者連合会リハビリ部の胡向陽主任によりますと、同博覧会は、専門性と国際性、そして革新性とポジティブ性といった特徴を持ち、世界トップレベルのメーカーが集まり、AI技術、3Dプリント、VR技術などハイテクを生かした福祉機器が展示されるということです。触覚を持つロボット、マイクロコンピューターでコントロールする生体工学(バイオニック)義肢、ヒトの目を模したメガネ型ウェアラブル端末など、さまざまな障害に苦しむ人々を対象に開発されたハイテク福祉機器が並ぶ予定です。

同博覧会の実施に当たって、身障者や高齢者に便宜を図るため、北京市内に多数のバス停を設けて、無料バスを走らせる予定です。

(MOU、謙)

「中国国際放送局」より

中国国際放送局

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