故宮の「陶磁器館」で、チャイナーの「CHINA」を見てみよう!

2017-08-25

北京旅行には外せないスポットは二つある。一つは万里の長城、もう一つは故宮博物院だと思う。ここには歴史の長い華麗なる建物だけではなく、時間をかけて受け継がれた職人のすご技が詰まっている宝の数々もたくさん収蔵している。中国の工芸品を代表する「陶磁器」はその象徴だ。

「中国」の英語表記は「CHINA」、この英単語のもう一つの意味は「磁器」。言葉の意味からも両者の関係が伺える。遥か10000年前、中国大地で生活している祖先はもう陶器を作り始めた。そして、今から3000年前、商の時代は簡単な陶磁器が焼けた。それから技術が発展し、今からおよそ1800年の漢の時代になると、ちゃんとした陶磁器も作れるようになった。

紅陶や彩文土器から始まり、三彩、白磁、青磁、青花、五彩などの華麗な器を作り出し、世界の陶磁界をリードしてきた。高い技術が評価さら、世界各地から注文が殺到。フランス皇室はこぞって中国の陶磁器を使い、自分の地位と財力を昂じていた。故宮博物院の「陶磁器館」では、収蔵している40万件の陶磁器の中から、選びに選べた400件を公開し、どれも中国を代表するといっても過言ではない宝だ。また。時代の流れの順で展示し、その美しい造形や色彩を鑑賞するだけではなく、製陶技術の発展や違う時代における美への理解や好みも分かってくる。

<INFO>

場所:故宮博物院「文华殿」

ホームページ:http://www.dpm.org.cn/pavilion/23459.html

*情報は「故宮博物院」の公式サイトから

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