泳げなければ卒業できない?清華大学の変わった校則が復活!

2017-09-22

軍事訓練が終わり新学期が始まり、清華大学の2017年新入生は水泳のテストという新たな試練を迎えた。今年初め、清華大学に90年以上前にあった「泳げなければ卒業できない」という規則が復活し、新入生は身体的な理由がない限り水泳のテストを受けなければいけない。18日、445人の学生が1回目のテストを受けた。希望者だけが申し込むため、合格率は91.5%に達した。しかし清華大体育部がアンケート調査を実施したところ、新入生の約半数が泳げないことがわかった。

今年初め、清華大学は昔の校則を復活させることを決めた。2017年新入生から、入学後に水泳のテストに合格、または水泳の授業で要求をクリアしなければ卒業証書をもらえないという規則で、注目を集めた。

テストを担当する体育教師によると、合格基準は簡単で、深水区で泳ぎ方、速さに関係なく正しいフォームで50メートルを息継ぎしながら泳ぎきれば合格となる。合格すればその場で合格証書と清華大学が用意したメダルがもらえる。

1回目のテストでは445人中407人が合格し、合格率は91.5%に達した。しかし体育部の劉波主任によると、1回目のテストは希望者だけが参加し、多くの人が泳げるため、新入生全体の合格率はそれほど高くない。清華大体育部がアンケート調査を実施したところ、深水区で50メートル以上泳げる新入生は約半数、浅水区でしか泳げない、または50メートル以上泳げるかわからない人は18.69%、泳げない人は32%に達した。

学生らは「泳げなければ卒業できない」という校則についてどのように考えているのだろうか。数人の新入生にインタビューを行ったところ、多くの人が「授業と比べて泳ぐのはそれほど難しいことではない。泳げなくても、入学後に無料で水泳の授業を受けられるのはよいこと」と考えていることがわかった。一方、水泳の授業を不安に感じる学生もいた。この学生は幼い頃に溺れたことがあり、水が怖いという。実は、清華大学の水泳の授業はバスケットボールやサッカーなどより楽なため人気があり、その権利を獲得するのは難しい。劉波主任も、「近年、清華大学では毎年約半数の学生が水泳の授業を選択する」と話している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月19日

中国網日本語版(チャイナネット)

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