北京の十大胡同、その六:金魚胡同

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北京には七千あまりの胡同(北京旧城内の路地)があるといわれている。それを一つ一つ巡るのはなかなか難しい。また、胡同巡りをしたくても、どこからスタートすればいいのか悩む人もいるかもしれない。独自の歴史と物語を持つ胡同だが、その中には特に行く価値があると言われている「十大胡同」が存在する。順番にこの十か所の胡同を紹介していこう。


▲その六:金魚胡同

金魚胡同は、北京・東城区の灯市口大通りの南側に位置する。東単北大街にある入り口から入り、出口は王府井大街と繋がっている。南は校尉胡同と繋がり、北は西堂子胡同と隣接する。西口の幅は12メートル、東は広めで44メートルもあり、全長は567メートル。入り口から徐々に狭くなる胡同だ。



データから見れば分かるが、この金魚胡同はほかの胡同より幅が広い。有名な吉祥劇場や老舗の「東来順飯荘」もここにある。「金魚胡同」と名付けられた由来は面白く、一説によると、明の時代は金と銀のアクセサリーの店が軒を連ねており、当初は「金銀胡同」と命名されたが、後に名前が訛って「金魚胡同」と広がっていったのだという。そして、今日でも金魚胡同と呼ばれているのだ。

金魚胡同にある平和賓館(中国語表記:和平宾馆)はとても有名で、前身は「那家花園」という私邸。オーナーはあの西太后と親戚とも言われていた「那桐」という人。那桐がまだ生きていた時にここを三回も増改築を繰り返し、住居に加え、中国式園林や劇場も備えた大豪邸に仕上がった。今はホテルになったが、昔の那家花園にある大きな古木と井戸は取り壊さずにそのままに残してある。

セメントと小石が混ざって作られた地面はでこぼこで、歩くと地面の突起が分かる。少し歩きにくいが、その独特な雰囲気は人気を呼び、さらに両端が繁華街ということで行きかう人が絶えない。独特な雰囲気と賑やかさがこの胡同の魅力だといえよう。


<アクセス>

地下鉄:「地下鉄5番線」で「灯市口駅」に下車。

バス:103番・104番・140番バスで「新東安市場駅」に下車




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