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北京の十大胡同、その七:東交民巷

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北京には七千あまりの胡同(北京旧城内の路地)があるといわれている。それを一つ一つ巡るのはなかなか難しい。また、胡同巡りをしたくても、どこからスタートすればいいのか悩む人もいるかもしれない。独自の歴史と物語を持つ胡同だが、その中には特に行く価値があると言われている「十大胡同」が存在する。順番にこの十か所の胡同を紹介していこう。


▲その七:東交民巷

東交民巷は北京・東城区に位置し、全長1552メートルで、北京にある最も長い胡同として知られている。昔は中国の南方地方から水運で運ばれた米などの荷物を積み下ろす時に使う場所だったから、「東江米巷」とも呼ばれた。

元の時代、東交民巷のほかには西交民巷があり、二つの胡同を繋いでいた。やがて一つの胡同として認識されるようになり、「江米巷」と名付けられた。南に住んでいた人は「糯(もち米)」を売り、北に住んでいた人は「江米」を売っていた。しかし、明の時代になってから城壁が南に移され、さらに町並みを変えたことで、二つの胡同が隔たれ、今日の作りになったという。

アヘン戦争が勃発してから、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、ロシアなど多くの国が東交民巷に大使館や銀行を建て、後に「大使館街」と改名された。新中国(中華人民共和国)が成立してからも大使館エリアとして役割を果たしたが、1959年から各国の大使館は徐々に新しい大使館エリアに移動し、この胡同の名前も「東交民巷」に戻った。今の「東交民巷」は文物保護区として、多くの西洋建築が歴史を語っている。



外国人が多く住んでいたので、この付近には教会や教会堂がとても多い。有名な「東交民巷天主堂」は、天井が高いゴシック様式で作られた豪華なカトリック教会。観光スポットの一つとしても人気が高く、毎年多くの観光客が参観しに来る。平日は中国人の信者も多く、韓国の信者も団体でよくここに来る。教会だけではなく、他の大使館や銀行、郵便局の建物の一部もそのまま残されている。ただ、今では博物館や政府機関として用いられているのが殆んどだ。



高く聳える木々と色鮮やかな屋根が特徴的な建物が他の胡同の風景と特に異なっているところだ。北京の知られていない一面が窺える。天気のいい日には、木漏れ日の中で散策するのがとても気持ちがいい。また、冬になると違う風景も楽しめて、人々を癒してくれる北京の穴場スポットの一つなのだ。


<アクセス>

地下鉄:「地下鉄2番線」もしくは「地下鉄5番線」で「崇文門駅」に下車。

バス:41番・60番バスで「正義路南口駅」に下車


<文・孫錚>


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