北京の十大胡同、その八:西交民巷

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北京には七千あまりの胡同(北京旧城内の路地)があるといわれている。それを一つ一つ巡るのはなかなか難しい。また、胡同巡りをしたくても、どこからスタートすればいいのか悩む人もいるかもしれない。独自の歴史と物語を持つ胡同だが、その中には特に行く価値があると言われている「十大胡同」が存在する。順番にこの十か所の胡同を紹介していこう。


▲その八:西交民巷

西交民巷は北京の西城区の東に位置し、天安門広場と東交民巷と隣接する。前述の「東交民巷」の項でもここの歴史に触れたが、もともとは米の卸売りが盛んになっていた地域だから「西江米巷」と名付けられた。後に「西交民巷」に変わったのは、中国語の発音上、「交」と「江」、「米」と「民」の発音が似ているからだという。



東交民巷と同じように、ここも洋風な建物が特徴的。清末の時代、かつて「銀行街」とも呼ばれるようになった西交民巷には多くの銀行の旧跡が残っている。旧中央銀行(清の時代は「大清銀行」と呼ばれた)の建物は「中国銭幣博物館」になった。この博物館は旧保商銀行の一部の建物も利用している。学校の見学スポットの一つにもなっており、中国の紙幣と硬貨の歴史も見ることが出来る面白い博物館だ。



高く聳える天井や半楕円型のアーチが設置された入口、きれいな模様が施された鉄製のドアと窓、中国の建築文化を受け入れた洋風建築が特徴的。街を歩きながらその違いを見比べるのはなかなか面白い。また、昔は金融街としての役割を果たしたが、今は東郊民巷と違い、政府機関は少なくなって閑静な住宅地が多く、下町の風情が漂うリラックスできる胡同となった。


<アクセス>

地下鉄:「地下鉄2番線(内回り)」で「前門駅」に下車してから800メートル歩く

バス:2番・44番バスで「前門西駅」に下車してから400メートルを歩く




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