「焼餅」は北京の伝統料理の一つで、日本の焼餅と違い、これは小麦粉を練って伸ばした生地を焼くものなのだ。「徐記焼餅」は北京有名な老舗で、ここでは長年伝えてきた作り方で作った焼餅が食べられる。オーナーは今も伝統を大事にし、昔ならではの味を守り続けている。
その人気の一つは生地に香辛料の「ウイキョウ」を包み込むことで、さらに香ばしくなる味はシンプルだが飽きはない。テキパキ働くオーナーも優しくて愛想のいい人で、接客をしながらも仕事をきちんとこなすプロ意識がとても高い。注文して数分も立たないうちに、湯気の立つ豆の粉団子汁と焼餅をお客さんの前に持たせる。
また、「糖火焼」という伝統のお菓子も販売していて、とても美味しい。きれいに焼きあがった黒砂糖をまぶした皮はサクサクして、中もまた黒砂糖が何層も重なり、新鮮な食感で一口を食べると止まれない。北京に来たらぜひここの朝食を試してみてください。
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場所:北京白塔寺安平効巷31番
営業時間:毎日06:00~19:00