暮らしの歳時記・小雪

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▲二十四節気・小雪

今年の11月22日は、二十四節気の十番目の節気・小雪の日。

小雪、その次の節気は大雪。この二つの節気の間、わずかだが雪が降り始めるから、小雪と呼ぶ。この日になったら、気温が下がり、冬の雰囲気がますます濃厚になり、防寒の準備も始めなければならない。


▲「小雪」の三候

二十四節気をさらに細かく分けると、一つの節気に、五日ごとに一つの「候」と命名され、計七十二候がある。小雪の節気にも、三つの候が存在する。しかも、同じ節気文化でありながらも、日本と中国では、七十二候の名前や意味が微妙に違い、それぞれの国の習慣と気温の差、慣わしなどを表している。



・初候

虹蔵不見(にじ かくれて みえず):虹を見かけなくなる(日本・中国)

・次候

朔風払葉(きたかぜ このはを はらう): 北風が木の葉を払い除ける(日本)

天気上昇地気下降(てんき じょうとうし ちき かこうす):天地の寒暖が逆になる(中国)

・末候

橘始黄(たちばな はじめて きばむ):橘の実が黄色くなり始める(日本)

閉塞而成冬(へいそくして ふゆをなす):天地の気が塞がって冬となる(中国)

上記のように、同じ候であっても、国によって違う。その国の人が共感できる季節の風物詩が異なり、やがて「候」の命名も違ってくる。


▲旬の味

中国の国土面積が非常に広いため、同じ時期でも気温がまったく違うことがよくある。小雪のとき、北の山東では積雪が10センチを超える場所も少なくはない。だからこの時期になると、住民たちは新鮮な野菜を蓄積し、冬越しの準備をあらかじめやっておく。

・羊のしゃぶしゃぶ



中国では、北の人は小雪の日の定番メニューは「羊のしゃぶしゃぶ」。中国語では「涮羊肉」と書き、温かいスープに羊の肉やたくさんの野菜をしゃぶしゃぶし、体を温まる。特に冬は日当たりが少なくなり、鬱になる人もよく出る。皆で楽しく温かいものを食べ、汗をかき、体も心もリフレッシュするのが健康にとてもいいのこと。


・糍粑


中国では、一部の地域は小雪の節気になると、「糍粑」を食べる習慣がある。「糍粑」とは日本でいうお餅のような食べ物で、蒸したもち米をよく突いて出来上がったもの。特に中国の南地方ではこの習慣が強く、もともとは祭り専用の食べ物だったが、徐々に庶民でも楽しめる一種のグルメになった。


▲オートドアで体を鍛えよう

冬になり、天気が寒くなるに連れ、食事もよく進む。そのため、冬になって太った人も多いだろう。北京の人では、冬の運動不足を解消するため、いろいろなオートドア活動をやっている。その中特に人気があるのはやっぱり寒い地域特有のスキーなのだ。北京郊外にはスキー場がいくつもあるが、「南山スキー場」が一番の定番だろう。



「南山スキー場」は北京市密雲県内にあり、施設も整っている。チケットは少し高めだが、それなりにサービスも行き届く。必要なものは全部スキー場で直接に借りられ、気軽に行くことができる。また、近くには宿もあり、遅くなってもとても雰囲気のいいウッディの別荘に住むのもなかなか楽しい。友達とでも家族とでも十分に楽しめる。

<INFO>

公式サイト:http://www.nanshanski.com/


▲おわりに 

同じ節気の文化でも、日本と中国の違いが窺える。その国の事情、風土、人情により、文化もその国の色が強くなる。しきたり、食べ物など、そういった文化の違いを見つかるのもなかなか面白いだろう。皆さんも日本の歳時記の文化と比較しながら中国の小雪の習慣を見てみよう。



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