時事中国語・后2020愿景

2017-11-17

▲后2020愿景(hòu èr líng èr líng yuànjǐng)

・意味

「后」は「ポスト~」の意味;この他にも「后现代」(ポストモダン)などの用法がある。「2020」は年号「2020年」。「愿景」は「ビジョン」。これらを合わせ、「后2020愿景」はポスト2020ビジョンという意味になる。

・コメント

アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が10日から11日にかけてベトナムのダナンで開かれました。今回のサミットに関して、中国国内では三つの点が注目を集めました。①政策連係の強化、②開放性の維持、そして、③APECポスト2020ビジョンの策定です。

半年前の今年5月に開かれた第23回APEC貿易相会合で、「ポスト2020ビジョン」の策定が議事日程に組み入れられました。中国側は①「共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う」という地域協力の新理念の樹立や、②包括的でクオリティの高いアジア太平洋自由貿易圏の実現、③包括的貿易政策連係の構築、④より包括的なアジア太平洋グローバル・バリューチェーンの構築、⑤新たな経済成長源の育成などを含めた主張を打ち出しました。

APEC第25回非公式首脳会合後に発表された『宣言』では、APECビジョングループを設立し、各ステークホルダーの意見聴取などを含め、ビジョンの策定に協力することが盛り込まれています。

「中国国際放送局」より

中国国際放送局

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