世界の皇室・王室、中国語学習がブームに

2017-11-20

トランプ米大統領が訪中した際に、孫娘が中国語の歌をうたい、漢詩や三字経を朗詠する動画が、再び中国でファンを集めた。人々は今回、外国人が近年、中国語学習に熱を上げていることに注目した。台湾「中時電子報」の16日の報道によると、アラベラちゃんの他にも各国(英国、スペイン、オランダ、タイなど)の皇室・王室の新世代が中国語学習ブームに乗っている。環球網が伝えた。

世界一有名な王子と言えば、ジョージ王子だろう。わずか4歳のジョージ王子は今年9月より正式に通学を開始した。キャサリン妃は私立の貴族小学校「トーマス・バタシー校」を選んだ。英語、数学、バレエなどの他に、幼い頃から中国語の学習を開始しなければならない。

英国での中国語学習ブームは、キャメロン首相時代から始まっている。キャメロン首相(当時)は中国語を積極的に普及させ、さらには中国語をマスターした英国の学生は、将来的に社会で順風満帆になると発言した。

イベリア半島のスペイン王室も、この中国語学習のブームに乗っている。レオナール王女(12)とソフィア王女(10)も、幼い頃から中国語の学習を開始している。特に中学校に通う王位継承権第1位のレオナール王女は、中国語の他にバレエと英語を学ばなければならない。

同じく王位を継承するベルギーのエリザベート王女も中国語を学習している。わずか16歳の彼女は現在、ベルギーの学校で中国語を学んでいる。ベルギーの公用語であるフランス語、ドイツ語、オランダ語と同じく、小学校の頃から中国語を学んでいる。

ベルギーの隣国であるオランダ王室の王女たちも、中国語を学習している。オランダのウィレム=アレクサンダー国王はメディアに娘の学習成果を紹介した。カタリナ=アマリア王女(13)はハーグ中学校に通い、2017年の選択科目で中国語を選んだ。女王によると、カタリナ王女は中国語を好むという。

タイのシリントーン王女はよく知られた「中国語通」で、最も中国語を好む外国の王女とされている。北京大学で中国語を学んだ彼女は2013年に、自ら翻訳した中国現代小説『她的城』を発表した。さらには唐詩や宋詞、中国古典文学、現代小説、随筆を翻訳している。

英国のエリザベス2世女王は中国語を話せないが、中国文化、特に道教文化に興味を持っている。欧州の皇室・王室で有名な「中国語通」は、デンマークのヘンリク王配だ。フランスでベトナム語と中国語を学んでおり、若い頃には香港地区に留学している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年11月17日

中国網日本語版(チャイナネット)

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