北京であまり知られていない「城壁遺跡」を巡って見よう!

2017-12-11

北京には「長椿寺駅」という地下鉄があり、その名前は「長椿寺」に由来しています。長椿寺は明代の皇室のお寺でした。1592年に時の皇帝、神宗帝が母親の孝定李太后の健康と長寿を願って建てたものです。「長椿」の2文字は、「長寿」の意味があるそうです。このお寺は、今は北京宣南文化博物館(地下鉄C出口より長椿街を南へ10分ほど)となり、古代文化を語り継いでいます。

長椿寺駅にはあまり知られていない観光スポットがあります。それは「西便門明北北京城壁遺跡(中国語表記:西便门明北城墙遗址)」です。これは1439 年に建設された城壁で、市内をぐるっと囲む城壁の南西の角の部分です。長い時間を経た今、現在も残っているのは100メートルほどのみです。敵を防ぐための楼閣は80年代に修復されたものです。万里の長城で有名な北京ですけど、知られざる城壁に興味のある方はぜひ行って見て下さい。

<INFO>

アクセス:地下鉄「長椿寺駅」A1出口出て、西へ50メートルほど。

「中国国際放送局」より

中国国際放送局

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