北京の雪祭りを特選、冬だけが見られる絶景がいっぱい

2020-06-27

北京の冬は寒い、だが寒い時こそ見れる絶景もあります。アイスフォールはその代表的な景観です。まるで滝のように、無数の氷柱が吊り下げ、見るものを絶句させる広大な景色が広がります。そこで、冬だけが見られる北京の絶景スポットをご紹介しましょう。

▲冬の定番となった竜慶峡雪祭り

今年で第三十二回目を迎えた北京・竜慶峡雪祭りは北京の名物雪祭りともなっています。今回は20万平米のイベントスペースを用意し、北京世界園芸博覧会と北京冬季オリンピックをメインテーマにし、大掛かりなイルミネーションショーが上演します。また氷雪アート、色鮮やかに飾られている木々もライトアップされ、幻想的でロマンチックな氷雪世界を作りました。

また、「氷の灯」もこの雪祭りの見所の一つ。中国の北方では古くから氷の灯を作る習慣があり、もともとは極寒地帯に生活していた漁師さんが寒い冬の夜に漁に出掛かるときに、ろうそくなどを風に吹かれないようにバケツに水を入れ、その中にろうそくを入れて簡単な照明器具として利用していたが、後に貧しい人は春節の時、提灯などを買うお金がなかったため氷の灯を作って替わりに使っているだげでした。この風習が今にも至り、しかしそれは生活用品から一種のアートとなり、人々を楽しませてくれます。

ただ眺めるのではなく、氷で作った滑り台や部屋、いろいろと体を動かして遊べる氷のアートも存在します。普段なかなか実現できないものがこの寒い冬のおかげで現実となり、きっといい思い出になるに間違いなし。

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住所:北京市延慶県旧県鎮古城村北の延慶竜慶峡観光区内

イベント期間:2018年1月中旬~2月末

▲神泉峡・ロマンチックな夜景が広がる

神泉峡観光区は北京市内から45キロ離れた門頭溝区に位置し、敷地面積は15平方キロメートルで、自然豊かな山水田園がその特徴。ここの平均気温は市内より二、三度低く、毎年の12月下旬から3月の中旬まではアイスフォール観賞にぴったりの時期。

アイスフォール(icefall)は寒い冬に一部の氷河に存在する一種の自然現象。気温が下がり、水が零度以下の土や岩に流れると凍ってしまい、落差のあるところでは「氷の滝」のような景観にもなります。ウォーターフォールからきた言葉で、氷瀑とも呼ばれます。天気のいい日では、太陽の光がさし、きらきらと輝くつららはとても美しい。

この神泉峡では、昼間だけではなく、夜もアイスフォールの観賞が出来ます。三つのアイスフォースの観賞スポットには夜専用の照明を設置し、太陽が沈み周りが暗くなると、氷で出来ている世界に色鮮やかな灯が点され、一瞬で幻想的な雰囲気になります。また、ライトアップされるアイスアートも見所の一つで、興味のある方はぜひ行って見て下さい。

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住所:北京市妙峰山鎮炭場村の西一キロ付近

イベント期間:2017年12月中旬から2018年3月末

▲金水湖の雪祭り

「金水湖」は北京・房山区にある観光地で、2014年から天然資源を利用し、冬季観光に力を入れてきました。最初は簡単なアイスフォールから初め、シンプルな氷上スポーツだけだったけど、この三年間でさまざまなイベントを打ち出し、観光客を楽しませてきました。また、毎年冬になると、雪祭りを開催し、今年は第四回目となります。

今までの経験を踏まえ、さらにバージョンアップした今回の雪祭りでは、観光客に今まで体験したことのないイベントを多数準備し、安全で楽しく冬の北京を楽しむことができます。2017年12月8日から2018年2月15日にかける今回の金水湖雪祭りでは、氷上スポーツ、ナイトイルミネーションなど、エクセティングな運動からロマンチックな夜景観賞まで、幅広い年齢層の観光客が楽しめるイベントが満載。

さらに、雪祭りの期間中、バッフェ形式でたくさんのグルメも手軽で食べられます。もし疲れて、ぐったりなったとしても心配はいりません。観光区内には宿泊できるゲレンデが目の前にあるホテルもあり、いっぱい遊んでゆっくり休み、きっと北京でいい思い出になるに違いません。

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住所:北京市房山区霞雲嶺村

イベント期間:2017.12.8~2018.2.15

▲子供の時を思い出そう、鹿と戯れるテーマパーク

北京郊外には鹿と遊ぶテーマパークがあり、その名も「鹿世界テーマパーク」です。特に子連れの客さんに人気で、積もった白い雪とかわいい動物は大人も子供もデレデレ。特にあまりかわいい過ぎる動物ちゃんたちに癒され、思わず赤ちゃん言葉が連発します。まるで子供の頃に戻ったような気分で、心も体も若くなります。

また、鹿だけではなく、ふわふわのウサギが白い雪に隠れ、バカな顔で人気のアルパカ、羽毛がきれいな孔雀、頭がとてもいいお猿さん、いつものんびりしている子豚たちなどなど、動物と触れ合うチャンスがいっぱい。

さらにうれしいニュースがあります。今年も鹿世界歓楽氷雪フェスティバルが開催します。2014年からスタートこのイベントは第四回目を迎えました。テーマパーク内ではこの期間中、犬ぞりならぬ鹿ぞりが体験します。寒い天気が苦手の子供なら室内で砂絵のコースも設けており、大人向けのスノーバイクやスノー戦車もあり、幅広い年齢層が楽しめるイベントがとても豊富です。興味のある方はぜひ一度足を運んでみてください。

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住所:北京市懐柔区楊宋鎮安楽荘村北辰路9号

TEL:010-60684757

チケット代:130元(大人ひとり&子供ひとり・5項目から3項目が遊べる)

150元(大人ふたり&子供ひとり・5項目から3項目が遊べる)

198元(大人ふたり&子供ひとり・6項目から4項目が遊べる)

▲雁栖湖氷雪フェスティバル

「雁栖湖」という名前のように、ここは大自然に恵まれ、水も空気もとてもきれいで、大雁などがよくここで暮らしいることが有名になり、こう名付けられました。今年で三年目を迎えた「雁栖湖氷雪フェスティバル」が開催され、今年のフェスは例年よりさらに豊富となり、氷上スポーツ&レジャーに留まらず、冬季オリンピック文化、中国伝統文化体験なども加えられ、一層楽しくになって来ました。

今回は敷地面積5万平米の氷雪ランドを作り、中にはテーマによって区切られ、雪景色を眺めるほか、パワースポットを巡ったり、中国の少数民族である「満族」の文化を体験したり、北京のグルメを食べたりして、思い存分北京の冬を楽しむことが出来ます。営業時間は朝9時から午後5時の間で、フェスの期間中親子が一緒に参加するイベントも用意し、家族の絆を寒い冬の中深めましょう。

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住所:北京市懐柔区懐北鎮北部雲蒙山の西

イベント期間:2017.12.23-2018.02.21

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