2018年、戌年に犬を語る

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2018年の干支は戌年です。自分の干支を迎えた戌年の年男と年女たちは、どんな一年にしようと思っているのでしょうか?今回は今年の干支にちなんで、中国の犬にまつわる物語をお伝えしましょう。

▲言葉のいらない友達

犬は人間に従順な動物の一つで、人間との関係が最も親しい動物でもあります。古来より遊牧民族でも農耕民族でも、犬と人間は親密な関係にありました。東晋の詩人・陶淵明の『桃花源記(とうかげんき)』の中の、「阡陌交通、鷄犬相聞(阡陌交はり通じ、鶏犬相聞こゆ。田畑のあぜ道が縦横に通じ、鶏や犬の鳴き声があちこちから聞こえる)」という田園風景は、多くの人々が憧れる桃源郷とされていました。

今も犬は様々な分野でかけがえのない役割を果たしていて、言葉はなくとも人間の大事な友人です。例えば、盲導犬のおかげで、目の不自由な人が気軽に外出できるようになり、警察犬が容疑者の追跡や捜査の中で立てた功績は数えきれません。また、サーカスの舞台でも家の中でも、犬は多くの喜びをもたらしてくれています。

1980年代末のメキシコ大地震が起きた時、猟犬は鋭い嗅覚で廃墟から多くの生存者を救い出しました。これらの災難を生き延びた人々は感謝の気持ちを込めて、メキシコシティで救助してくれた犬のために記念碑を建てました。これまでに犬が人間のために尽くしてきてくれたことを考えれば、数えきれないほどの記念碑を建てることができるでしょう。

▲手紙を運んだ黄耳

犬は頭が良い動物として知られ、犬の知能は人間の2、3歳くらいと言われていますが、計算のパフォーマンスや訓練された警察犬の立派な能力は人々に深い印象を与えています。

西晋時代の有名な文学者・陸機は、頭がとてもいい黄耳という犬を飼っていました。陸機が当時の都・洛陽へ赴任する時、黄耳を連れていきました。ある日、陸機は家族に手紙を書いた後、この手紙を遠くの上海の家族に持っていけるかどうかと黄耳に聞いてみたところ、黄耳は本当に頷いて承諾したと言われています。陸機はすぐに手紙を入れた竹筒を黄耳の首に付けて、家族のもとに向かわせました。黄耳は山を越えて川を渡り、お腹が空けば自らえさを探し、様々なたびの困難を克服して、ようやく陸機の故郷に着き、竹筒を陸機の家族に渡しました。家族が手紙を見た後、黄耳は返信の手紙を入れた竹筒を身に付けて、再び洛陽に戻りました。その後、陸機は黄耳を今まで以上に可愛がるようになり、黄耳が死んだ後、立派な葬式を行い、墓を建ててあげたということです。

▲忠実な友達

古来より、犬は人間に忠実な友達とされ、家の守護者と考えられています。もし、家の中に見知らぬ人が入って来たら、犬がすぐに吠えて、見知らぬ人を入らせないように威嚇します。犬の忠実さを表わす伝説と物語は広く伝えられていて、世界各地の人々は犬の品格を称えています。例えば、清の太祖・ヌルハチが軍馬に乗って敵軍に追いつかれそうになった瞬間、彼の猟犬は自分の命を投げ打って必死に敵の足に噛み付き、ヌルハチは逃げることができました。

戌年の今年は、より多くの人々が人間の最も忠実な友達に関心を寄せ、特に、野良犬を守るためにより多くの力を尽くしていくことを期待しています。


「中国国際放送局」より

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