中国流行語・油腻中年

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【油腻中年】(yóunì zhōngnián)

[名]うざい中年男

「油腻」は脂っこいと言う意味で、一般的に料理の脂っこさを言う時に使います。「中年」はそのまま中年。この2つが一緒になって、「油腻中年」となり、脂ぎったウザい中年、もう少し噛み砕きますと、話が薄っぺらで、大した才能も見識もないのにカッコをつけたり、大口を叩いたりする中年男性を指す言葉として使われるようになりました。

2017年10月、作家の馮唐氏が『如何避免成为一个油腻的中年猥琐男(うざくてみすぼらしい中年男性にならぬ為には如何にすべきか)』という文章を微博(ウェイボー)で発表しました。この文章はウェイボーやウィーチャットでどんどん転送され、10月30日にはリツイートとコメントの数が1万2000を超えるようになりました。当時は「中年」、「脂ぎった」、「みすぼらしい」などの言葉がSNSで一時溢れていましたが、これはみんなが思い思いに「油腻中年」像を描いていたのだと思います。

また、この言葉の流行は、中国の中年男性の不安を表しているのではないかとも言われています。去年には実際に、ある携帯電話のメーカーで「40歳以上の一部社員を早期退職させるようとしている」という噂が広まり、社会全体が中年危機に陥ったことがありました。大部分の中年男性には両親がいて、家庭があって、子供もいるわけですが、ふと職場を見ると、昇進の枠が減り、出世も難しい段階に差し掛かっています。そうなると、働くことに精いっぱいで、身だしなみについては疎かになる-----ことも多々あるのではないでしょうか。

この他にも、この言葉の流行には「世代交替」という背景もあります。それはインターネットの普及と、1990年代生まれの若者が社会に出るようになったことです。「90後」と呼ばれる1990年代生まれの若者はデジタルエイジと呼ばれ、「70後」、「80後」のように、インターネット社会での生き方についてわざわざ勉強するのではなく、そうした技術が前提としてあり、自然に覚えた世代。社会人デビューの時点ですでにアドバンテージがあるのです。

また、若者はそもそもが大きな消費市場になりますから、社会全体が若者に媚びているという現実もあります。いつの時代も、中年というのは常に社会と人生のW転換期に置かれることから、勉強するしか生き残る方法がない世代のようです。


「中国国際放送局」より

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