中国映画「無問西東(Forever Young)」が上映

2018-01-17

女優の章子怡(チャン・ツィイー)や俳優の黄暁明(ホアン・シャオミン)、張震(チャン・ジェン)、歌手の王力宏(ワン・リーホン)、陳楚生(チェン・チュウシェン)などが主演を務める映画「無問西東(Forever Young)」が12日、中国で封切られ、公開3日間で興行収入が1億4000万元(約23億8000万円)を超えた。また、人気歌手・王菲(フェイ・ウォン)が歌う同映画のPR曲「無問西東」のMVも公開された。脚本を手掛けた李芳芳監督によると、同映画は4つの時代の若者が自分探しをして、それぞれの選択をするストーリーだ。新華社が報じた。

李監督がこのほど北京で、「この作品は、4つの時代の若者の青春の物語を描くオムニバス形式。現代の張果果(演・張震)は、互いに腹を探り合うような環境の会社で働いていたものの、『勝つ』ことよりもっと大切なものを選択する。1960年代の王敏佳(演・章子怡)と陳鵬(演・黄暁明)は、時代に巻き込まれ、善悪と恋愛の選択を迫られる。抗戦時代に西南聯合大学に通っていた瀋光耀(演・王力宏)は、母親の反対を押し切って戦争に参加する。1920年代の大学生・呉嶺瀾(演・陳楚生)は、挫折を経験した後、本当の自分と自由を探すようになる」と紹介した。

また、「同作品は元々、清華大学の創立100周年を記念して製作した作品。タイトルは、清華大学の校歌の歌詞『立徳立言、無問西東(立派な人間となり、立派な意見を立て、西も東も問わず前へと進む)』から取った」という。

「ショックなことがあった時も、困惑した時も、自分にとって大切なものを忘れず、愛する人を愛し、自分の道を歩み、自分の心に正直であり、西も東も問わず前へと進んでほしいというセリフが、この映画のテーマを最もよく表現している」と李監督。

「人民網日本語版」より

人民網日本語版

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