中国美術館がタンカ特別展を開催

2018-01-19

神秘的な雰囲気のタンカは、チベット族文化の特色ある芸術です。タンカはチベット族の宗教画として、チベット族の歴史、政治、文化、社会生活などを描いており、2009年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)に世界無形文化遺産リストへの登録を許可されるなど、注目を浴び続けています。青海省は、このタンカの継承と保護を重視しています。

「雪域絵画・匠の心で夢を築く――青海省タンカ絵画芸術逸品展」が17日、中国美術館で開幕しました。この展示会は文化省の指導による、中国美術館の青海省への文化支援の一環として行われるものです。

会場には自治区内の西寧市や、玉樹、ゴクロ、海南(青海湖の南)、海北(青海湖の北)の各チベット族自治州の芸術家31人の作品48点が出展されています。その中には、伝統的な作品だけでなく、現代の生活を描いた内容も含まれています。主催側は今回の展示会を通して、来場者にタンカの独特な魅力を見てもらい、青海高原の歴史と文化を知る機会にしてほしいと話しています。

中国美術館の呉為山館長は開幕式で「この展示会は、青海省の文化事業へのサポートであるだけでなく、新時代における文化構築をサポートするものでもある」と紹介しました。

展示会は1月28日(毎週月曜日は休館)まで開催されます。

「中国国際放送局」より

中国国際放送局

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