伝統文化も取り入れる、北京でのトイレ革命

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ここ数年間、全国の観光地を中心に進められてきたトイレ革命によって、国内のトイレ状況は驚くほど変貌しています。北京の中心部にある恭王府は、中国の観光地として最高ランクである5A級の景勝地です。ここのトイレでは壁に中国古代の美女の姿が描かれ、お香が焚かれています。ある観光客は「芸術品の陳列コーナーかと思った」と感想を漏らしました。



清朝の王族の邸宅であった恭王府の敷地内では、トイレ革命により、合わせて6カ所のトイレが改築されました。これらはいずれも、藍色と白を基調とする絵画、ユニークな木造の長椅子、レトロな装飾品など、クラシカルな雰囲気に包まれています。

同地の責任者である孫暁氏はトイレの改築事業について「ただ高いレベルを盲目的に求めるのではなく、レイアウトや実用性と機能性の充実に力を入れた。その上で、地元文化の特色を表現し、建築自体の特色を際立たせた。観光客には、トイレでも特別な観光体験をしてもらいたい」と述べました。

ここ数年で、トイレ革命は北京の各景勝地において成果を挙げています。北京市観光委員会のデータによりますと、2015年から2017年までの期間で、改築されたトイレの数は1313カ所に上っています。例えば、観光客数が年間平均900万人に達する5A級景勝地・八達嶺長城では、2008年に比べると固定トイレの数が4カ所から14カ所に増設され、移動式トイレ・トイレ車を5台追加導入しています。便器の数は180基から721基に達しています。

北京のトイレ革命について、複数の景勝地の責任者たちが「敷地内のトイレの数が充実し、配置も合理化された」「トイレ内の衛生条件が向上した」「トイレ革命は、観光客のマナー向上につながった。痰を吐いたり落書きをしたりといったマナー違反行為が減少し、設備が大切にされるようになった」と評価しています。

北京市観光委員会公共サービス部門の責任者によりますと、2018年は国家観光局が打ち出した「トイレ新3年行動計画」のスタート年です。北京市観光委員会は引き続き観光地のトイレ建設と管理に力を入れ、観光地のトイレ100カ所を改築する計画です。そのうち、4A級景勝地における家族用トイレの改築を重点としています。


「中国国際放送局」より

中国国際放送局

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