前門大街の一部老舗店が撤退

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中国ではこのほど、北京の大通り・前門大街に並ぶ店のうち14軒の賃貸契約の期限が切れ、うち、老舗の靴屋・内聯昇と老舗肉料理店・月盛齋が、前門大街から撤退するというニュースが注目を集めている。その点について、前門大街を運営する天街集団は、「今回の調整は、事業者との契約期限が切れた場合の通常の調整で、14軒のうち老舗店は4軒のみで、大北写真館と盛錫福はこれまで通り営業し、内聯昇と月盛齋は一時閉店して、現在はこれまでと同じ場所で営業するのか積極的な交渉が続いている。前門大街は今後も、文化体系型の大通りという位置づけを続け、全国の無形文化遺産を集めた大通りにするつもりはない」との見方を示した。北京日報が報じた。

老舗店の経営が二極化

北京の「中軸線」上にある前門大街は、北京の歴史的な商業地区で、下町風情を残す繁華街として人気がある。ただ、客の数が減少し、人気のある店とない店が二極化するなどが課題となっている。全聚徳、呉裕泰などの老舗店の前にはいつも長蛇の列ができているのに対して、壹条龍飯荘は土曜の夕方などの書き入れ時でも閑古鳥が鳴いている。

天街集団によると、今回の14軒は2017年末に契約が切れ、そのほとんどがお土産店という。天街集団の李軍・総経理は、「今回の調整を通して、事業者が旗艦店、高級店、専門店を設置し、前門大街のイメージにマッチした改装を行うことを願っている。また、老舗店には、体験機能を増やしてほしい。商品の品質や経営スタイル、調整の方向性がマッチしていないため、契約を更新しなかったお土産店もある。前門大街の経営スタイルが、他の観光地と同じになるという状況を避けたい」と説明する。

前門大街の特徴の一つである老舗店は「主力軍」で、前門大街と鮮魚口美食街に並ぶ店190軒のうち、老舗店が16%を占める。同通りは依然として北京の老舗店が最も集まる通りで、老舗店の売上高が全店舗の約45%を占める。

無形文化遺産が集まる大通りに?

ここ数年、前門大街では、安徽無形文化遺産館や無形文化遺産体験センターなど、「無形文化遺産」系の店舗が増えている。ざっと数えて、永新華韵が前門大街に設置、または現在改装中の無形文化遺産系の店舗は約10軒ある。そのため、多くの市民が、「前門大街は全国の無形文化遺産が集まる通りになっている」と懸念している。

その点について、李総経理は、「華韵は、前門大街に入っている事業者の一つに過ぎず、主導者ではない。前門大街の文化体験型の大通りという位置づけはずっと変わっていない。他の都市からの観光客だけでなく、北京の地元の人々にも遊びに来てもらいたいと思っている。無形文化遺産が全て前門大街の位置づけにマッチしているわけではなく、無形文化遺産系の店舗を調整してほしいと、当社も華韵と話し合っている」と説明する。

現在、前門大街の無形文化遺産体験センターは人気を博しており、多くの北京市民が子供を連れ、影絵、凧、陶器の製作、折り紙などの伝統文化を楽しむために訪れている。一方、「莞香」や「苗銀」などの販売中心の無形文化遺産系店舗はあまり人気がない。李総経理は、「無形文化遺産であっても、前門大街の文化体験型通りという位置づけにマッチしていなければならない。実際に営業してみて、人気となれば営業を続け、人気とならないのであれな調整しなければならない。前門大街を全国無形文化遺産が集まる通りとするつもりもない。業態の多様化を維持すると同時に、北京の伝統の特徴を一層際立たせたい」と話す。

「人民網日本語版」より

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