「立夏」の風習を見て、夏の到来を準備しよう

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夏の到来を意味する、二十四節気の第七番目の節気「立夏」。中国では各地方により、さまざまな立夏の風習がある。特に夏に入ると体がだるくなりやすく、それを防ぐために、健康管理に関する風習が多く、皆さんも一緒に見てみましょう。

卵を食べる

一般的な庶民生活には「立夏に卵を食べれば、石を踏みつぶし」という説があり、つまり立夏に卵を食べれば、人は力が漲るのだという意味。子供たちは煮えた鶏の卵か鴨の卵を糸で編み上げた卵の袋に入れて、首に掛けるのが一般的で、また卵の上に絵を描く人もいる。卵ぶつけ、つまり力を込めて卵をぶつけあうというゲームもよく楽しまれる。



現代的栄養学からしても、これは一定の科学的原理がある。夏の季節に体に必要な栄養成分を速やかに補充したいなら、卵は第一選択の食物である。夏には人は大量な汗をかき、体力の消耗も激しいので、卵を一つ食べることにより、体力を迅速に補充できるほか、病に対抗する能力も向上させるので、盛夏の猛暑にもかかわらず快適に過ごすのにとても役立つ。

体重を測る

立夏の日にあたって、昼飯後に人をはかる風習がよくみられる。先のかぎにベンチを垂らした大きな木製秤を用意してから、人々は交替にベンチに座り体重をはかるのだ。司秤者は人の体重をはかりながら、縁起のいい言葉を話す。立秋にもう一度はかると、夏中の体重の変化が明らかになるので、体の様子がわかってくる。話によると、この日に体重をはかると、夏の炎熱に恐れなくなるし、痩せ衰えることもないという。

お粥を食べる

中国の庶民の間では古くから、立夏の節に粥を食べ、卵を垂らす風俗習慣を形成した。また、立夏の日に立夏粥を食べれば一年中の平安と安全が保証されるという伝説もある。日頃の養生に注意している方々に対しては、夏のごろにできるだけ粥やスープなど水分の多い食物をとって、脾臓や胃袋を保養することがおすすめで、これで、唾液の分泌を促し、のどの渇きをいやし、熱を取り去ることもできるし、健康にも役立つ。粥を煮るときに蓮の葉を入れると、味がすがすがしくなる一方、熱を取り去る役割も果たせる。

「立夏飯」を食べる



中国人は、立夏の日に烏米飯(特別な樹の葉の汁で黒く染めるご飯)、豌豆もち米飯などさまざまなご飯を食べるのが伝統的な風習によるやり方であるが、旬の食材を入れた色とりどりの食物が、確かに人々の食欲をそそられる。南方地区の住民は立夏の日に赤豆と大豆、黒豆、豌豆、緑豆の五色の豆を白いうるち米に混ぜて、俗に立夏飯と言われる「五色飯」を煮上げている。

旬の味を食べる



「立夏の日なら旬の味を食べる」という習慣がある地域が数多い。人々は旬の食物を味わうことで、健康や幸運を祈っている。旬の食物には桜桃やタケノコ、青いソラマメ、ニンニクの芽、莧菜、青い梅など新たに売り出された果物と野菜がある。その他の種々の野菜と果物をもできるだけ多く食べるのがいい。新鮮な野菜・果物には豊富なビタミンと食物繊維がある。ビタミンCは体の免疫力を高めることもできるし、UVを予防し、紫外線に対抗し、日焼けを止める役割も果たせる。

夏作り

福州地域においては、立夏の日に鼎(鉄なべ)による「夏作り」を作るのが一般的な風習である。鼎辺糊(鍋辺糊とも称される)は、特製の米水を原料として作り上げたもので、小エビやエビ油(エビソース)、ネギ、エノキタケ、クロキクラゲ、シジミ、少しのシイタケ・干しアゲマキガイなどを加えると、その味は実に濃くておいしい。

麺を食べる

小麦を広く植えている中国の北方地区においては、立夏の日はちょうど小麦の種を撒きはじめる季節だから、ほとんどの地域には小麦の豊作を祈るために、立夏の日に麺類を料理し食べる風俗習慣を形成した。立夏の麺類には主に夏餅、麺餅、春巻きの三種類がある。

お茶を飲む



江西省、揚州市などでは立夏の日にお茶を飲む風習がある。お茶、特にやや涼しい緑茶をしきりに飲むと、激しい暑さを速やか解消できるほか、熱を下げ、排尿を促し、解毒するのにも役立つ。また、夏には高い気温のため、人体の水分が多く蒸発するので、何度もお茶を飲めばタイムリーに水分を補充できる。

夏を迎える

古代には、人々は立夏を大変重視していた。記載によると、立夏の日にあたって、皇帝が文武百官を率いて郊外へ夏迎え儀式を催していくという。皇帝と大臣が、豊作などを祈るために、そろって赤色の礼服に赤色の玉の装身具で、また馬も車旗も赤色に装飾された。


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