北京にある素敵なベトナム料理店・「菀WAN」

2020-06-27

「五道営」というフートンは北京フートンで最も風情と特徴のあるところだと言われている。ここには数多くのお店があって、よくデザインされた文化商品が扱っている。それに、特色のあるレストランもここに見つけられる。ここでぶらりするだけでも、時間の流れが遅くなる気がする。「菀」はその五道営フートンにある素敵なベトナム料理店だ。ドアを開けると、目の前に生き茂った植物が広がって、キレイに磨かれた石の床、質感がある木製テーブル、素敵な置物、レトロ調のシャンデリアが目に入り、どこに目を向けても美しい風景となっている。

夜になると、月の光が屋根の透明な天窓を通して、店内の照明に融け込んでいる。茂っている植物を鑑賞し、軽やかなコオロギの鳴き声に伴って、SHE(注:中国のある芸能人団体)の『熱帯雨林』という歌を思い出す。「月の光で木の影が揺れ、熱帯雨林で駆け抜ける」という歌詞は確かにここの雰囲気とぴったりしている。

ここのおススメは「菀」粉(ベトナムフォー)。それを盛りだす前に、まずはもやし、バジル、唐辛子、ミント、レモンなどのトッピングを可愛らしい木のお皿に盛り付けて運んでくる。フォーはエメラルドグリーンのお椀に盛り付けられ、細く刻んだネギが透き通ったスープにちりばめられ、とてもキレイ。

フォーを食べる前においしいスープを一口、旨みが口の中で広がるのを実感する。そして紙のように薄くスライスされた牛肉を一枚食べて、もやし、バジル、唐辛子などをスープに入れて、レモン汁もかけ、箸で軽く混ぜるとアツアツのベトナムフォーから香ばしい香りが漂ってくる。一口食べてみると、つるんとした河粉は出汁の味と少し酸っぱさが感じられ、さわやかなバジルの味にピリ辛味が隠されている。それに、プラッターは豚肉の春巻き、サトウキビ海老、バナナシュリンプ巻きと手羽先グリルがいっぱいあって、ボリューム満点。その中は特にサトウキビ海老が気に入っている。皮をむいた海老を刻み、サトウキビの上にのせてこんがりにして、中は柔らかくよく揚げたサトウキビ海老がでくる。チリソースをつけて食べれば、その甘酸っぱい味が好きになるだろう。

しかも、海老春巻もおすすめだ。可愛らしいデザインで、とてもおいしい。さっぱりしたエビと爽やかなキュウリ、それに新鮮なレタスと滑らかなライスペーパーを加え、程よくマッチしている。

<INFO>

住所:北京市東城区五道営胡同10号

北京旅游网翻译

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