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渡り鳥のような生活、中国高齢者の新たな選択

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中国最北の省都、黒龍江省ハルビン市が遅い春を迎えた5月、69歳になる張桂珍さんと夫の楊国華さんは海南省三亜市から戻ってきた。母の日のこの日、息子と娘たちと一緒に食事をしながら、この半年の出来事について話が弾む。

張さんは毎年10月にハルビンから温暖な三亜に渡り、翌年の5月頃、三亜からハルビンへ戻るという行ったり来たりの暮らしを、十数年間続けている。

より良い気候環境や大気の質などを求めて、多くの高齢者が中国北部と南部を季節ごとに行き来する、渡り鳥のような生活を送っている。

中国人民政治協商会議海南省委員会の報告書によると、全国各地から海南島に冬に季節移住する高齢者は、毎年100万人以上と予測する。東北部からの移住者が最も多く、北京市、上海市、河北省、河南省、浙江省、福建省、四川省などその他の地域からの移住も見られる。

黒龍江省黒河市五大連池地区にある銀泉老年公寓(マンション形式の高齢者福祉施設)では、夏が近づくと、100以上の部屋がほぼ予約で埋まる。同施設の担当者の王文蘭氏によると、涼しい気候や体に良い湧き水、新鮮な空気を求め、多くの南方の高齢者が避暑に訪れるという。

ハルビン工業大学社会学の王雅林教授は「高齢者の南北間の季節移住は一種の社会変革の到来を示唆しており、住み慣れた土地が一番だという考えが徐々に変化している」と語った。

黒龍江省社会科学院の王愛麗副院長は「渡り鳥老人」の季節移住は「扶養される老後生活」から「楽しむ老後生活」への高齢者の意識の変化を象徴しており、生活の質の向上や生きがいを求めるとともに、消費や経済発展、地域間の文化交流のけん引にも貢献しているとの認識を示した。


「新華網日本語版」より

新華網日本語版

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