「スターバックス・リザーブTM北京坊旗艦店」が六月にオープンする見込み

2018-05-21

中国のコーヒー市場をめぐる戦いが激しさを増している。業界大手の米スターバックスが中国での発展ペースを加速させると発表した。「北京晨報」が伝えた。

スタバは16日、初めて中国で開催した2018年のグローバル投資家交流会の場で、今後5年間に中国市場での発展ペースを加速させると発表。今後5年間は毎年、新店舗600店をオープンし、22年9月までの22年度に大陸部市場の店舗数を現在の2倍の6千店に増やし、カバー都市を230都市に増やすという。現在、スタバは大陸部141都市に3300店舗を開設し、従業員は45000人に上り、平均すると15時間に1つの新店舗がオープンしていることになる。

またスタバは、22年度末までに、中国での総営業収入を17年度の3倍以上に増やし、営業収入も2倍以上に増やす予定だ。

スタバは中国で没入型体験店をより多く開設することを決めた。同日には、今年6月に北京で新しい多重体験型旗艦店のスターバックス・リザーブTM北京坊旗艦店をオープンすることを明らかにした。これは焙煎工房を除けばスタバの世界最大の店舗になるという。

またスタバは中国の食品大手・康師傅との提携を進めて、コーヒー飲料や家庭用コーヒーの市場に力を入れるとしている。特に家庭用の分野では、スイスの食品大手ネスレと世界のコーヒー市場で提携する道を選んだ。

世界的コーヒー大手のスタバが中国市場における高度成長を遂げていると同時に、中国のコーヒーブランドも急速に市場シェアを拡大している。資本の奔流に巻き込まれそうな中国ブランドだが、インターネットのデリバリーコーヒー、スペシャルコーヒー、コンビニエンスストアのコーヒーなど、新業態を短い間に次々誕生させた。中国産業情報ネットのデータをみると、中国コーヒー市場は規模も基数も小さいことから、市場規模拡大率が毎年25%以上を保ち、世界の平均水準の10倍に達することがわかる。

「人民網日本語版」より

人民網日本語版

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