北京の定番博物館めぐりはここからスタート

2020-06-26

重厚な歴史を持つ北京、ここにはたくさんの博物館があります。それでは、まずは北京にある大型な人気博物館から、順に北京の博物館の魅力を紹介していきましょう。

規模がとても大きい博物館

「中国国家博物館」は床面積が約20万平方メートルもある世界最大級の博物館。敷地総面積は7万平方メートル、地上5階地下2階建てで、建築の高さは42.5メートル。現存の展覧ホールは48個所にも達したが、その面積が最大2000平方メートル、最小800平方メートル近い。ほかに、800席の劇場とほぼ300席の「会議場(兼デジタル映画館)」、600平方メートルを有するスタジオ、2800平方メートルをもつ図書館も揃っています。一般に開放された幅広い公共レジャー地域と600箇所の地下駐車スペースも自由に利用できます。

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住所:北京東城区東長安街16番

首都博物館

2006年にオープンした首都博物館は、中国の首都北京で出土した文化財を中心に、北京の歴史と文化を来場者に展示する博物館です。展示エリアは北京の歴史文化、民俗、古都としての北京、昔の北京などに、テーマごとに分かれ、人々によりよく北京を知ってもらうために、いろいろと工夫をしました。さらに特別展示区には、磁器や青銅器、書画、玉の芸術品なども展示されており、北京ないし中国文化に興味のある方でも十分に楽しめる博物館です。

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住所:北京市復興門外大街16号

世界で一番有名な北京の博物館

「故宮」は1987年にユネスコによって『世界の文化遺産』に登録されました。正式名は「故宮博物院」、または「紫禁城」。現存する世界最大の木造建築群で、敷地面積は72.5万平方メートルで、東京ドームおよそ15個分。この広大な敷地は中国最後の二つの封建王朝、明・清の皇居として使われ、五百年間の間に二十四人の皇帝がここで暮らし、国を治めました。明の時代は一度焼却したが、清の時代に再建され、修築を重ねて今に至りました。

建物自体が文化財として一般公開しており、さらに数多くの国宝がこの中に保存され、展示されています。明・清の時、故宮は北京一高い建物として皇帝の権威を示していました。ここでは、即位・成婚など皇室にとって重要な式典のほか、古代文人にとって一番重要な科挙最高試験も行われました。大きな城は「外朝」と「内庁」に分かれ、皇帝の仕事と暮らしの場にもなっていました。「外朝」の中軸線には大和殿、中和殿、保和殿といった高い建築物があり、皇帝はここで大臣と面会し、国家権利を行使しました。「内庁」には乾清宮、交泰殿、坤寧宮といった宮殿があり、皇后と妃らはここで暮らしていました。

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住所:北京市東城区景山前通り4号

ここで中国アートの魅力に浸ってみましょう

「中国美術館」は中国近現代から今までの芸術者の作品に対する収蔵・研究・展示を重点とする国家級の博物館であり、1958年に着工され、今は文化シンボル建築ともなりました。本館は古風なデザインで、黄色の琉璃瓦屋根と周囲の廊下・東屋を加えて、いかにも中国風な建築ということを示しています。

本館の建築面積が18000平方メートル以上で、一階から五階には合わせて十七の展覧ホールがあり、展覧総面積が8300平方メートルに達した。さらに1995年に、面積4100平方メートルの現代化蔵品庫が新たに建設された。同館成立以降、影響深いさまざまな美術展覧会を数千回も開催して、毎年の来客が延べ百万人以上。中国の国際芸術交流に役立つ重要なプラットフォームの一つです。

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住所:北京市東城区五四大街1番

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