北京のユニークな博物館を見てみましょう

2020-06-26

文化財などを展示する大型な博物館のほかにも、北京にはさまざまなテーマの異なる博物館があります。ハイテクを使った体験型な博物館から一個人が立ち上がった博物館まで、見所がいっぱい。それでは、一緒に見てみましょう。

酒の博物館?なんだか酔っちゃうそう~

北京前門大通りには、お酒をテーマとする博物館があります、それが今回紹介する「紅星源昇号博物館」です。源昇号は北京の「二鍋頭酒(中国の白酒の一種)」の発源地です。当時の源昇号には三名の酒造りの職人がいました。その名も趙存礼、趙存仁と趙存義。彼らは従来ある酒造りの方法を変え、酒造りの工芸を調整し、「二鍋頭」という酒を作り出しました。つまり、ここは「二鍋頭酒」の誕生の地です。

おいしいお酒は千年にわたって伝承され、二鍋頭も強い生命力を持つ酒のブランドです。二鍋頭が作れる酒造場がたくさんありますが、それぞれの品質は異なります。本物を求めるならば、やはり「源昇号」でしょう。その酒造りの技術は代々伝承されてきたものです。今、二鍋頭は海外進出にも取り組み、八百年の歴史を持つ貴重なお酒を世界に広めようとしています。

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住所:北京市前門大街紅星二鍋頭の隣

歴史が体験可能に!ハイテクを駆使した博物館

古風の烽火台を真似て、八達嶺長城を背後に建てられた中国長城博物館は、万里の長城をテーマにし、その歴史と現状の文化的意味を全面的に反映し、1994年に一般公開されました。博物館中の展示エリアはデザインがユニークで、高さの異なり美しいトンネルがあり、続く起伏に富んだ万里の長城にいるように、険要地、敵側の烽火台などが至るところで見えます。この展覧会では、万里の長城の沿線地域から発掘された出土品の粋を集め、詳細な歴史文献、写真、モデルも備え、中華民族の象徴及び世界最も重要な文化財である万里の長城の姿を詳しく表しています。

ハイテクの展示方法を使って万里の長城における戦争の場面ををシミュレートし、他の博物館より素晴らしい視覚体験や面白さを楽しめます。これらの貴重な展示品は、同種類の博物館においても唯一的です。中国長城博物館は、万里の長城によるもので、万里の長城を訪れた後、博物館に入ると万里の長城という偉大な奇跡をよりよく理解できます。

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住所:北京市延慶区八達嶺観光スポット内

かわいいオリジナルグッズもある博物館

北京郊外にある「観復博物館」は中国初のプライベート博物館で、有名なコレクター馬未都さんが立ち上げました。1996年10月30日に正式に政府の許可を得て、1997年1月18日に一般オープンを開始しました。上海やアモイにも展示館を設置し、総敷地面積は8ムー、北京館内には磁器館、家具館、工芸館、油絵館、門窓館と五つの展示館を設置されています。

観復博物館は人と歴史のコミュニケーションを大事にし、伝統文化に秘めている親近感を参観者の皆さんに伝えることを重んじています。繁華街から離れ、初めて行った人は周りの寂びた風景に戸惑いを覚えるかもしれませんが、建物の中に入ったらはその考えを一変され、外観も内装もよく計算され、拘っています。また、遊び心満載で、博物館の敷地内には猫舎が二つあり、馬未都さんが飼っている猫たちがそこに暮らしています。たまにあくびをする猫たちも遭遇し、人馴れで観光客と一緒に写真を撮ったりします。ぜひ一度行ってみてください。

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住所:北京市朝陽区大山子張万坟金南路18号

フートンにある博物館

北京の古い路地「胡同(フートン)」の中には、「史家胡同」というフートンがあります。北京の典型的な建物「四合院」をそのまま博物館として使われ、「ザ・博物館」といった感じがなく、アットホームな温かい感じのある博物館です。中に入ると、鳥かごが目に入り、まるで民家のようです。

ここでは、主に史家胡同のこれまで歩んできた歴史を展示する博物館で、音と光などのテクノロジーを使ってユニークな空間を作り出します。昔の北京の風情を体験したい方ならぜひ一度行って見て下さい。

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住所:北京市東城史家胡同24号院

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