故宮文物医院、初の一般開放

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中国の年に一度の「文化・自然遺産デー」にあたる9日、故宮文物医院は予約見学者第1陣40人を迎え入れた。同医院によると、試験的に一般開放するのは今回が初めて。また、公募に応募した文物医院ボランティアも何回かの審査と専門的な研修を経て、正式に持ち場に着いた。

同日開催の故宮博物院の「文化・自然遺産デー」をテーマとしたイベントでは、単霽翔院長は見学者に文化遺物の復元についてのレクチャーを行った。また、ボランティアの第1陣25人にボランティア証書を交付した。

同医院は2016年12月29日に設立。故宮の西側城壁、内金水河畔に位置し、建築面積は1万3千平方メートル。機能別に文物保護科技実験室、文物保護修復工作室、文物保護修復補助業務の3つに分かれ、文化財保全専門家200人が働いている。同医院では伝統的な方法に現代技術を組み合わせ、文化財を保護・修復する。文化財専用のCTスキャナーをはじめ、顕微鏡観察装置、物質分析装置、非破壊検査装置など、世界最先端の文化財を「診療」できる装置を所有している。このような科学技術により、文化財をより良く修復できる。同医院には国際文化財保存学会(IIC)養成センターが併設されている。

単院長は「故宮文物医院と命名された理由は、第一に文化財の修復が科学的な過程を踏んでいて、患者が病院へ行くように、伝統的な技術をもつ職人が経験により判断するだけでなく、さまざまな分析機器を使い診断する必要がある。修復の過程で文化財の元の状態を変えず、歴史的および文化的情報を最大限に保護し、伝統的な職人の技を継承しているからだ。第二にドキュメンタリー『我在故宮修文物(私は故宮で文化財を修復する)』が放送されて以降、文化財修復への関心が高まった。文化財の修復により、修復の過程が科学的であることを理解し、修復士の崇高な『匠の心』を実感してほしいからだ」と述べた。

故宮博物院は今回の試験的開放の結果によって、正式な予約方法を早急に発表するとし、故宮博物院の公式サイトやチケット予約販売サイトを確認するよう勧めている。


「新華網日本語版」より

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