昔の北京、大暑の節気のなるとどんな風習があるか?

2020-05-31

三伏の始まりなのに、その熱さの厳しさに感慨したあなたは、一年で日当たり時間が最も長く、気温が最も高い「中伏」にあたり、どんな避暑方法を思い浮かんだのでしょう?まずは大暑時の北京の伝統的な習慣をみてみましょう。

ご飯をよく食べて熱さに対応する

真夏の熱さに対応するために、昔の北京っ子は食べ物の面で多くの拘りがありました。例えば「初伏に餃子、中伏に麺、末伏に卵の焼き薄餅」という。昔の北京っ子は餃子が大好きですから、初伏に食べる餃子も煮込みや油揚げなど種類がとても豊富でした。魚も肉もないあっさりした食物ですが、季節に応じた旬の食べ物なので、代々引き継いでいくことが望みです。もちろん麺を食べる人も多く、スタミナを補充し、真夏の暑さにも負けません!

銅器を叩きながら氷を売る

古代では、北京が都として、この時期になると、皇帝が熱解消のため各大臣に氷を配っていたようです。配分量が官等により異なるものという。冷蔵庫もエアコンもなかったあの時代には、大暑にあたり、氷が唯一の熱解消法でした。

一方で、庶民の場合では、氷室工場のところに氷を買うほかしかたがないでした。そのため、北京の街の南北の二つの位置には氷室工場を設置し、冬にできた氷を地下に隠し、来年の大暑に高い価格で売り出します。銅容器を叩きながらの氷売りというのは当時の都での有名な光景でした。氷室工場街が全く取り壊されましたが、その二つの地名が現在も存在しています。

象洗いを観賞

大暑を前にして、昔の北京での最もいいところは、やはり宣武門の外にある堀端にほかありません。当時、皇宮の象飼い室が宣武門の裏にありました。大暑時の熱を解消するため、プロの人がいつも旗や太鼓で象を内室から追い払い、城門を経て城壁の周囲の堀に入浴させたのです。堀端に集まり象を見るのが、熱い日の盛大なイベントとなしました。

伏茶を飲む

この「伏茶」というのは普段飲むお茶のことではなく、これは何十種類もの漢方薬を入れて煮込んだお茶です。昔は村ごとに無料のお茶を飲む場所を設置し、行き来人が自由に飲めましたが、今はこういう光景が少なくなり、ただ南の一部はまだこういう風習を守っており、今も専門のスタッフさんを配置し、皆にお茶を配ってます。

蓮の実を食べる

清長の末期、象室が取り消されて、象を鑑賞する楽しみを失った人々は、「找楽児」のため什刹海に移行しました。この節気になると、昔の北京っ子は一つの習慣として蓮の実を食べていました。蓮の実のほかに、蓮の葉のお粥やレンコンの若葉も喜ばれました。

この特殊な節気に、一番熱い天気に我慢しなければなりませんが、最も美しい蓮の花も見れて、そしてその蓮の花は葉も根も実に旬の食べ物となっています。

経書干しの廟会

大暑の前後に服を干すというのは昔ながらの北京の風習でしたが、数少ない寺がこの時期に経書干し会を行ったので、この風俗が段々経書を中心とした廟会に変わってきました。「找楽児(楽しみを探す)」という北京っ子がよく言う言葉の通り、ここからも彼らがどんな状況においても気楽に過ごすようにという生活に対する性情が分かってきます。

北京旅游网翻译

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