水草が豊な湿地公園で涼しい夏を体験しよう

2020-05-31

七月の下旬に入り、ますます真夏な雰囲気が強くなってきます。人々も涼しさを求めて部屋に閉じこもるようになってきます。しかしいつまでもクーラーが利く部屋にいるのも体にはよくないということで、北京周辺の湿地公園を紹介して、市内よりはずいぶん涼しいこれらの公園で久しぶりに体を動かしましょう~

漢石橋湿地公園

北京の「漢石橋湿地公園(中国語表記:汉石桥湿地公园)」は北京の東部の平原地域にあり、今まで北京の唯一に残された、広大なの葦の原生地です。市内まで35キロ、首都空港まで約20キロ、北京東北部の順義区の楊鎮に位置しています。総面積は1900ヘクタールです。この湿地帯には様々な珍しい鳥類もたくさん生息しています。

そのうち、数々の国家保護級野生動物が含まれています。北京郊外で、これほどの葦の原生地はここだけです。漢石橋湿地のシンボルであり、自然保護と研究の分野において、大変価値のある場所です。

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住所:北京市順義区楊鎮漢石橋村内にある(北京市顺义区杨镇地区汉石桥村内)

白河湾湿地公園

北京の懐柔区にある「白河湾湿地公園(中国語表記:白河湾湿地公园)」は懐柔区の湯河口鎮と瑠璃廟鎮境内にあり、湯河に沿って下ると、北は湯河口鎮、後安岭村から南へ行くと瑠璃廟近くにたどり着きます。「白河湾自然景勝地」は懐柔区に位置し、北京の都市圏から95キロ離れたところにあります。山や河、形が変わっている峰々、怪石などが奇妙な風景を作り出します。

ここでラフティングしたり、野外ドライブを楽しんだり、天然ロッククライミングなどのアトラクションを体験したりして、エンターテインメント満載なレジャーがたくさんあります。しかも木々が生き茂っており、空気が新鮮で、水が透き通っています。気温も程よく、朝と夜の温度差が大きく、都市部では体験できないことがたくさん詰まっています。

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住所:北京市懐柔区湯河口鎮と瑠璃廟鎮を跨ぐ(北京市怀柔区汤河口镇和琉璃庙镇境内)

野鴨湖湿地公園

「野鴨湖湿地公園(中国語表記:野鸭湖湿地公园)」は北京市・延慶県の西北部に位置し、官庁ダムなども眺められる人工湿地であり、湿地面積は3939ヘクタールに達し、北京にある唯一の湿地鳥類自然保護区でもあります。春になると、花々が咲き誇り、柳の木が緑に染まり、春らんまんで生き生きとしています。

そして夏は蓮花が胸をはり、ヨシがきれいな緑に変わり、波と共に踊ります。秋になると、金色の野の菊の花、淡い紫のウラギク、白いヨシと茶色のガマの実が夕焼けに照らされながら揺れ動き、まるで湖の仙境のようです。冬になると、ヨシの花が舞いあがり、オギの花が揺れ、白い雪のようで、また一味違った風景が見られます。こういった四季折々も違う顔を見せてくれるのは、ここ野鴨湖湿地公園の見所です。一度行っても、違う風景を求めてまた来たくなる人もたくさんいます。

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住所:北京市延慶県の西北部にある八達嶺長城のふもとの官庁ダムの近く(北京市延庆区八达岭长城脚下的官厅湖畔)

念壇公園

「念壇公園(中国語表記:念坛公园)」、別名は大興滨河森林公園といい、北京市・大興区に位置し、入場料無料で数多くの北京の郊外にある公園の中でも人気が高いです。公園の総面積は2500ムー(1/15ヘクタールイコール1ムー)です。その内、湿地面積が150ムー、総水域面積が700ムーとなっています。主要な観光スポットは「林海尋幽(広い森の中で静かなとこを探す)」、「西渓倩影(西渓という湖の美しい姿)」、「双儀花洲(太極の陰陽を図案として設計した花園)」です。

この公園の北は清源西路、南は黄良路。西は芦東路、東側は小竜河まで至ります。北清源西路と小竜河緑地、そして南区念壇公園の三部分からなっています。天気の良い日は、ここは美しい緑の楽園になります。桃と柳、そして小川が揃っている美しい景色を楽しめます。散歩したり軽い運動をしたりするにもおすすめです。また、凧揚げが好きな人は是非ここを見逃せないでください。風が吹く日にはたくさんの凧が空を舞い、町の風物詩となっています。

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住所:北京市大興区新源大通りの地下鉄義和荘駅の近く(北京市大兴区新源大街近义和庄地铁站)

翠湖湿地公園

「翠湖湿地公園(中国語表記:翠湖湿地公园)」は北京市・海淀区の西北方向にある上庄鎮に位置しており、北京の「水郷」と称えられ、公園ではほぼ毎年タンチョウのような珍しい野生水鳥を目にすることができます。

鳥のほか、水生植物もたくさんあり、睡蓮、ヨシ、ガマ、ショウブ、センクツサイ、ミズアオイなど様々な植物が揃っており、珍しい食虫植物タヌキモも翠湖で見ることが出来ます。現在公開している観光エリアの面積は36.2ヘクタール、湿地文化ギャラリー、胡蝶がある谷、鳥を眺めるスポット、魚エリア、湿地植物体験エリアなどの観光スポットが設けられている。

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住所:北京市海淀区西北方向の上庄鎮にある(北京市海淀区西北部的上庄镇内)

稻香湖自然湿地公園

「稻香湖自然湿地公園(中国語表記:稻香湖自然湿地公园)」は北京市・海淀区の西北部に位置し、敷地面積11.8平方キロメートル、農村の自然景色をメインとした野外公園であり、北京都市圏から30キロほど離れています。稻香湖景勝地は1984年に公園と定義され、主に天然湖と岸周辺の広い稲の畑によって構成されています。

公園の周りでは、内三面が山に囲まれ、景色がとても美しい。広々とした湖には種類豊かな淡水魚が生息し、釣りをするには絶好のスポット。観光客は船に乗って稻香湖を回ることもできます。

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住所:北京市海淀区の西北部の蘇家坨郷にある(北京市海淀区西北部的苏家坨乡境内)

南海子公園

北京にある「南海子公園(中国語表記:南海子公园)」は北京の郊外にある四大公園の一つであり、北京最大の湿地公園としても有名です。すべての工事が終了したら総面積は11平方メートルにまで達するという。この公園は湿地風景、シフゾウ保護、生態レジャーなどテーマによってさまざまなエリアからなっています。

昔の皇族が猟を楽しむ場としては有名で、今でもその名残が感じられます。公園内にあるシカを眺めるスポットもあり、さらに清の乾隆帝が書いた書が彫られている石もあります。自然が豊でかつ歴史的にも名高いこの公園、興味があったらぜひ行って見て下さい。

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住所:北京市大興区黄亦路16号(北京市大兴区黄亦路16号)

湿地公園の他に、最近のイベントも見てみよう~

「第四回北京ユリの花フェスティバル(中国語表記:第四届北京百合文化节)」は6月29日より7月31日まで延慶区の世葡園で開催されます。室外展覧と室内展覧に分かれており、10万平方メートルの色とりどりのユリの花畑を築き、都市で特徴的な百合のテーマパークとなりました。一か月間のユリの花フェスティバル開催期間は仮面舞踏会、親子ふれあいカーニバルなど一連の特徴的なテーマイベントを行っています。

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住所:北京市延慶区張山営鎮下芦鳳営村南世葡園にある(北京市延庆区张山营镇下芦凤营村南世界葡萄博览园)

※最近、北京は大雨に追われて、多くのスポットが営業停止となっています。安全のため、天気が回復したら、これらのスポットに行きましょう。

※上記するスポットに行くには、ドライブで行くことをおすすめします。具体的なルートやアクセスはこちらのマップアプリをチェックしてみてください。~中国旅行に役に立つマップアプリ

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