ゆっくりとペースを落とし、昔の北京を思い出させる三日間のコース

2020-05-30

定番的な北京観光コースではなく、昔の北京を思い出させる小さいな道で散歩し、本場の北京グルメを楽しみ、数百年間の北京という町の移り変わりを味わってはいかがでしょう。国際大都市の裏に隠された北京の歴史と文化を知ることには、ゆっくりとペースを落とし、古い路地「胡同」の中の伝統的な建物「四合院」を巡り、博物館で骨董品を見学するのがいいでしょう。六百年の歴史を誇る古都北京、中国の首都という簡単な一言で語り切れるものではありません。ぜひその歴史を存分に味わってください

※このコースが向いているのは:学生 親子 カップル  ベストシーズン:一年中

D1 張自忠路 > 段祺瑞執政府旧跡 > 孔廟 > 国子監 > 五道営胡同

午前、地下鉄五番線に乗って、「張自忠路駅」の北西口から今日一日の旅が始まります。ここは、中国近代の歴史において、数々の名人の旧居がある地として有名です。昔の民国政府もここにありました。地下鉄の近くにある段祺瑞執政府は総統府とも呼ばれます。総統府ビルが正方形の塀に囲まれ、建物の真ん中にあります。長い年月を過ぎた今でも、ここで暮らしている人がいます。

張自忠路に沿ってぶらりと歩いていけば、道端で名人故居が続いています。残念ながら、ほとんどは一般公開されていませんが、その建物の外壁には住んでいた有名人の紹介があり、散歩しながらそれを眺めるのもいいでしょう。

一通り見終わったら、張自忠路から地下鉄またはバスで「雍和宮駅」に移動しましょう。国子監街に入り、孔廟と国子監を見学します。夕方はとなりの五道営胡同で散歩することができます。

食事:鹵煮火焼(豚の胃の煮込み)、炸灌腸(ソーセージ揚げ)、麻辣小龍虾(ピリ辛ザリガニ)、様々な洋食

張自忠路近くにはレストランは多くないが、雍和宮近くの北新橋で食事することもできます。ここではありとあらゆる洋食と家庭料理を味わうこともできます。近くの東直門内大街は「簋街」とも呼ばれ、北京のグルメストリートとして有名です。通りのお店はすべてレストランで、ここでさまざまな北京風味が味わえます。雍和宮の五道営胡同にはまた雰囲気が変わり、おしゃれなレストランやバー、カフェなどがあります。

宿泊:東四の近くがおすすめ

「東四」エリアの近くに住むことをおススメします。ここの環境はとても静かです。近くにはたくさんのレストランや雑貨店があり、お買い物も食事もできます。また地下鉄とバスの駅が多く、交通面もとても便利で、各観光スポットや夜市に通うのも便利です。

D2 南鑼鼓巷 > 帽児胡同 > 茅盾故居 > 郭沫若記念館 > 恭王府 > 後海

午前中、まずは南鑼鼓巷に到着。この時、もしハイシーズンでなければまだ観光に来ている人が少なく、本当に胡同の雰囲気を味わう絶好な時間です。南鑼鼓巷に沿って北へ行くと、左手三本目の胡同「雨児胡同」には中国画の巨匠・斉白石先生の記念館があります。

またさらに前へ進むと、左手四本目の胡同「帽児胡同」には近代の歴史において多くな有名人の旧居があります。南鑼鼓巷に沿って北へゆっくり歩いていくと、後園恩寺胡同に入ります。ここには作家の茅盾先生の故居があります。茅盾の作品が好きな方はここを訪れてみたらいかがでしょうか。最後は後海エリアで郭沫若記念館と恭王府も見学できます。

食事:奶酪(北京風味のチーズ)、炒肝(豚の肝や腸に調味料を加えて煮込み、あんかけにした料理)、爆肚(牛や羊の胃袋などの内臓を熱湯に通し、調味料をつけて食べる料理)

南鑼鼓巷には数々の軽食グルメとレストランがあります。北京風味と中国各地を代表するグルメがたくさんあります。食べ歩きも可能で、また最新な人気グルメも試せます。ほかには、鼓楼や後海辺りはレストランやバーが集中していて、とても賑やかでおすすめです。

宿泊:鼓楼大通りの近く

後海と鼓楼の胡同あたりには北京の伝統的な建物「四合院」をリフォームしたホテルやホステルがあります。また地下鉄二番線にもとても近く、次の日の観光に便利です。

D3 北京魯迅博物館 > 首都博物館

朝、地下鉄二番線に乗って、阜成門北東口で降り、魯迅博物館に向かいます。博物館は年代順で、日本の方でも知っている人が多いという作家の魯迅先生について多くな展示物が展示されています。中にはアート、魯迅と子供、魯迅と青年、魯迅とアート、魯迅と国際コミュニケーションをテーマとした内容が並べられ、近代の重要人物である魯迅の一生を紹介しています。

ここから出たら、地下鉄一番線に乗って、木樨地駅の東南口から降りて、東に向かって200メートル真っすぐ進むと首都博物館に到着します。博物館は一日早く、公式サイトで予約する必要があります。博物館は主に北京の歴史と発展に関係のある文化財をが展示されています。特に昔ながらの北京風習の紹介は素早く北京を知る手段の一つです。

食事:豆汁(においが強い伝統的な飲み物)、焦圈(リングにつくった揚げパン)、豌豆黄(エンドウを材料にした羊羹)

阜成門の近くにあるグルメのスポット「護国寺」があります。ここでは昔ながらの北京本場の軽食を味わうことができます。種類が豊富で、本場な味付けです。地元の人もよくここで食事を取ります。北京っ子の生活を体験するのに最適な場所です。

また、木樨地地下鉄南東口に中華まんの老舗「慶豊包子舗」もあります。多くの有名人も食事したことがある中華まんのお店です。とりあえず、まずは豚肉と長ねぎの肉まんを二両(百グラムぐらい)、炒肝を一人前、またカラシナを注文しましょう。

宿泊:東直門の近く

東直門または三元橋あたりは交通面がとても便利です。空港直通のモノレールもあります。帰り道ももっと楽になります。

※具体的なアクセスはこちらのマップアプリを使ってみてください。~中国旅行に役に立つマップアプリ

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