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老舗「内聯昇」が三里屯にポップアップ・ストア開店

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このほど、北京市の三里屯太古里南区広場に巨大な「シューズケース」が現れた。近づいて見てみると、それは創業165年を誇る中国布靴の老舗・内聯昇が、三里屯というこのトレンド発信地に開店させたポップアップ・ストアで「ジャンルを越えた」布靴の数十種類の新モデルを発売している。内聯昇は今まさに、イノベーションを通じて「若返り」を図っており、若者のライフスタイルに溶け込みつつある。北京日報が報じた。



古風で質朴な布靴には、さまざまなデザインの刺繍が施されている。優しい雰囲気のデザインから落ち着いたデザインまで、映画やテレビドラマのさまざまな登場人物に合わせたデザインを提供している。先週末、内聯昇とアニメ映画「生きのびるために」、テレビドラマ「如懿伝」が共同で開発した、全く新しい一連の文化・クリエイティブ関連製品が三里屯ポップアップ・ストアに登場し、さまざまな新デザインがほどこされたマルチレイヤー布靴が並んだ。

ファッション・リーダーの集まる街・三里屯では、これまでにも多くの国際大型ブランドがポップアップ・ストアをオープン、あるいは新製品の発表を行ってきた。だが、北京の老舗がポップアップ・ストアを開店するのは、今回が初めて。ポップアップ・ストアがオープンしたところ、すぐに通行人の興味を引き、傍らの有名国際ブランドにも全く引けを取っていなかった。

面積100平方メートルほどのポップアップ・ストアに入ると、内聯昇の無形文化遺産伝承者が靴製造技術のデモンストレーションを行っていた。職人は、麻縄をよって、靴底を打ち付け、足のサイズを計測して模様を描くといった布靴の製造工程を披露しながら、そこに込められた奥義を解説。また訪れた客も靴作りを体験することができ、靴をハンドメイドで作ることの難しさと面白さを体感していた。

人々を驚かせたのは、ポップアップ・ストアで靴作りの実演を交替で行っている職人4人は、いずれも高齢の職人ではなく、せいぜい「80後(1980年代生まれ)」といった見かけだったことだ。彼らは、内聯昇が組織した「新匠トップチーム」であり、見事な技術を身につけているだけでなく、トレンドの最前線も把握している。

このような、職人との「ゼロ距離」インタラクティブ交流によって、多くの若者たちが、「老舗」を真の意味で理解し、さらには、老舗の歴史により興味を持つきっかけとなっている。店内の壁に掛けられた写真は、内聯昇の発展の軌跡を再現している。清朝の咸豊3年創業の内聯昇は、朝靴(朝廷登庁用の靴)の製造からスタートした。朝靴は当時、布靴の中でもぜいたく品だった。1918年、内聯昇は最初の転機を迎え、マルチレイヤー布靴が朝靴に取って代わり、その主力製品となり、民間の人気ブランドとなった。

100年後の今日、この老舗は再び岐路に立つこととなった。クラシック路線を続けるのか?はたまた時代の潮流に乗るべきか?内聯昇は両者の融合を図るという選択を行った。2015年から、マルチレイヤー布靴に、アニメキャラクターや流行のスタンプ、各種映画・テレビドラマの人気キャラなどのデザインが続々と登場。今回オープンしたポップアップ・ストアにも、ディズニーキャラクターから、ゲームキャラのアングリーバード、アニメ映画の「大魚·海棠」といった代表的なキャラのグローバル提携によるさまざまな布靴が展示されている。

内聯昇の程旭・副総経理は、「三里屯ポップアップ・ストアの開店によって、『人間が古い』『店が古い』『製品が古い』といった老舗に対する人々の固定観念を覆し、弊社が打ち出した『新匠』『新販売』『新設計』という全く新しいブランドの主張を訴えていきたい」としている。

老舗の多くは、トレンドの発信地に進出することで、より多くの若者からの支持を得ることを願っている。先ごろ、創業124年を誇る北京稲香村も愛琴海ショッピングセンターに進出、アンテナショップ「稲田日記」をオープンさせた。内聯昇のポップアップ・ストアは、8月19日までの10日間限定の店舗だが、同社は今後、三里屯に長期にわたり店舗を構え、老舗の東洋技術を時代の潮流に組み入れようと計画している。



人民網日本語版

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