「処暑」の節気、中国のおもしろい風習を見てみよう~

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処暑の習俗はいろいろあります。「七月の中半」は「鬼節(お盆)」とも言い、この時期の風習行事は先祖を祀ることに関係しています。それでは、処暑の節気の習俗は具体的にどんなものがあるか、一緒に見てみましょう。

鴨を食べる

鴨肉はほのかに甘く、涼性な食材であるため、民間では処暑の節気に鴨肉を食べる伝統があります。作り方はいろいろで、「白切鴨(茹でた鴨をタレにつけて食べるもの)」、「檸檬鴨(レモン風味の鴨料理)」などがあります。北京では今でもこの伝統を受け継いでいます。



処暑の日になると、北京人はお店で「処暑百合鴨(薬用効果がある食材で調理した鴨肉料理)」を購入します。鴨はどの部分でもうれしい薬用効果があります。鴨肉はほのかに甘く、塩味がします。涼性で、胃に優しく、浮腫みを解消する働きがあり、体が弱い人に効果的な食材です。

旅で秋を迎えよう

処暑の節気前後、祖先を祭ると秋を迎えることに関係しています。処暑前後になると、民間は中元の行事があるため、「七月半(七月の半ば)」や「中元節」の俗称もあります。処暑を過ぎれば、秋に入り、郊外で遠足し、秋を迎え、風景を眺める絶好の時期です。民間では古くから「七月八月看巧云(七月と八月は雲を眺める)」の言い伝えがあり、この言葉には「旅で秋を迎える」意味が込められています。

リュウガンとお粥を食べる



中国の南地方の一部では、処暑の日に、お粥と一緒にリュウガンを食べます。夏はとても暑いため、人の体は非常に多くのエネルギーを消費します。そのエネルギーをリュウガンが補給してくれると言われています。リュウガンは温性で、心と体を補い、滋養の効果があります。年寄りの方はよくお椀一杯のリュウガンを剥き、お粥に混ぜて食べます。

灯籠流し



中国では「放河灯」と呼び、「灯籠流し(とうろうながし)」または「川せがき」といったほうが理解しやすいでしょう。また、「河灯(灯籠)」は中国語で「蓮花灯(蓮の灯)」とも言います。通常は台座の上にランプやロウソクを設置し、中元の夜に川や湖、海で流し、水の流れるままに進んでいきます。灯籠を流すことには、水に溺れた魂やこの世を彷徨う魂を済度する意味が込められています。

漁業シーズンの開始を告げる行事

海の傍に住む漁師たちにとって、処暑の節気以降は漁業の収穫の時期です。毎年処暑の時期になると、中国の浙江省あたりでは年に一度の盛大な「開漁節」が行われます。東海の休漁が終了する日に盛大な開漁儀式が行われ、漁師たちが海に出るのを見送ります。

薬用効果があるお茶を煎じる

この習俗は唐の時代から流行っています。処暑の時期になると、各家庭でお茶を煎じる習慣があります。まずは薬局で処方を調整してもらい、家で煎じて飲みます。秋に入るときは「苦(苦いもの)」を食す意味が込められ、熱やのぼせを取り、消化を促進するなどの効果があります。



前世紀の六十年代、七十年代頃から、道端で「酸梅湯(酸っぱい梅ジュース)」を販売する屋台が現れるようになりました。それから「処暑酸梅湯、火気全退光(処暑の節気に酸梅湯を飲めば、のぼせが解消する)」と言われるようになりました。処暑の節気はシロキクラゲ、ビャクゴウ、ハスの実、ハチミツ、昆布、セロリ、ほうれん草、もち米、胡麻などのぼせをとり、気持ちを落ち着かせる食材を食べるといいでしょう。他にも、ジュース、豆乳、牛乳などの飲み物を飲むといいでしょう。辛い物や揚げ物など熱性の食品は避けた方がよいでしょう。


文・北京旅行網

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