北京で月見や星観測の絶好なスポットをピックアップ

2020-05-31

歴史が長い観光スポットを巡るだけではなく、その建物と自然が融合して出来た北京ならではの風景を楽しむのはなかなかいいでしょう。そこで、今回は中秋節をちなんで、北京の月見や日の出を見る絶好なスポットを皆さんに紹介しましょう。

とてもきれい!橋から眺める満月

「盧溝橋(中国語表記:卢沟桥)」北京・豊台区永定河にある有名な橋です。「盧溝河(永定河)」を横断するため、この名を得ました。1189年に建設が始まったが、洪水で康熙三十七年に再建しました。今は北京市現存の一番古い石造アーチ橋です。盧溝橋は全長が266.5メートル、幅が7.5メートル、最大幅が9.3メートルにも達します。

橋脚が十本、間に十一の空洞があり、そして橋の全体が石造りで、肝心の部分には銀塊と鉄のほぞで接続しています。橋の両側の石彫のガードに各140本の柱があり、柱の端部にいずれも大きさが異なる打ち伏す石獅が彫られてあり、石獅は合わせて約500個、表情や態度はそれぞれ異なって生き生きとしています。中秋節になると、橋の上に見る満月の景色がとても幻想的できれいなので、この景色を北京の八大景色の一つとして選ばれ、「盧溝曉月」という美名を持っています。

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住所:北京市西南部の豊台区の永定河の上(北京市西南部丰台区永定河上)

ダムにある天文台で月見♪

「密雲天文台(中国語表記:密云天文台)」は北京市・密雲県にある密雲ダムの北岸に位置して、水源地に近いですから、空気の質が北京よりずっときれいで、それに国家天文台ですから、そのおかげで星空観賞のための位置条件が言うまでもないでしょう。もちろん星だけではなく、月見やダムを楽しみに来る人もたくさんいます。興味があればぜひ行って見て下さい。

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住所:北京市密云県不老屯鎮不老屯村(北京市密云县不老屯镇不老屯村)

運がよければ雲海が見れるかも~

星空観賞といえば、「霧霊山(中国語表記:雾灵山)」を外すわけにはいかないでしょう。標高2,000メートルの頂上まで車が登れる北京周辺における唯一の景勝地として、ここにたくさんの天文・撮影愛好者が集まっています。聳えた山の頂上では、しばしば雲海という不思議な景色がみられます。運が良ければ雲海の上にある銀河を写真に収めることもできますよ。雲海から遠く離れる所に、もし明るい光があれば、そこは北京です。

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住所:北京市密雲区新城子鎮大安峪村(北京市密云区新城子镇大安峪村)

北海公園で月見を楽しもう~

「北海公園(中国語表記:北海公园)」は千年の歴史を持つ皇家庭園です。北京の中心部に位置し、東側は中軸線の最も高いところ、景山です。中国で最も古く、最も完全に保存されている皇家庭園として、一つの池と三つの山という風景が形成されました。中でも有名なスポット「太液池」で船に乗って、空にある満月と湖に投影した月の姿を見るのはとてもロマンチックでしょう~もしくは岸に散歩して、月餅を食べながらその美しい景色を眺めるのもなかなかいい!月見だけではなく、中国風建築をめぐり、まるで昔の中国にタイムスリップしたような雰囲気も楽しめます。

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住所:北京市西城区文津街1号北海公園の中(北京市西城区文津街1号北海公园内)

お酒を片手に月見を楽しむ

水があるスポットとして、「什刹海」の名も上げられます。ここも一風変わった月見が楽しめます。そもその什刹海の由来としては、「刹」はお寺の略称で、「海」は北京城に入ったばかりのモンゴル人がこのような面積が大きい水域を見たことがないため、「海」と呼ぶのでした。もともと埠頭としての役割を果たしてきた什刹海はすでにその機能を失い、新しい風景が現れました。

風の匂いや、水の香りを楽しめるだけではなく、湖のすぐ隣にはたくさんのバーがオープンしました。伝統的な北京な町並みで、ビールやウィスキーを片手に、秋のすこし寒気のある風に吹かれながら見る満月もやがて北京観光の思い出になるでしょう。

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住所:北京市の中軸線の西北部あたり(北京城区中轴线的西北部)

北京旅游网翻译

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