雁翅楼書店で中国を味わう

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地安門の交差点南側の東西大街の合流地点に、遠くから見るとオオカリが翼を広げたような形の古い木造建築がある。ここは600年以上前の宮廷護衛歩哨所「雁翅楼」である。現在は24時間営業の中国書店雁翅楼店で、現代の都市民の心のふるさと、文化歩哨所になっている。国慶節の連休はここに行けば、何か収穫があるに違いない。

この文化歩哨所に入ると、古建築特有の木の香りと書店特有の本の香りがする。左側は机と椅子が並び、無料の読書スペースとなっている。右側は図書エリアで、古籍、文史、哲学、社科、書道、芸術などのカテゴリに分かれている。また、古籍の修復、古本買取などの中国書店の特色サービスも行う。そのほかに、ショーケースに兎児爺、パンダのしおり、文房具などの北京や中国の特徴的なノベルティグッズが並び、書店全体を温かい雰囲気にしている。



西安出身の呉さんは休暇に北京を観光で訪れ、人気スポットの南鑼鼓巷から出てきたときに雁翅楼の独特な建築スタイルに惹きつけられ、書店だったことを知り、首都文化の伝承に驚きと喜びを感じたという。

北三環に住む高さんは、定年後に知識を活かして生活を充実させたいと思い、毎週必ずこの書店を訪れている。彼の前には2冊の厚い「北京伝説」が置かれている。彼は北京人であるため、北京城の建設、各種の伝説に興味を持っていると話した。中国書店の「老北京」関連書籍は豊富で、閲覧も便利なため、交通機関を乗り継いででもここに来て精神面の「宴」を楽しみたいと考えている。

閲覧区にいた「常連客」の40代の潘さんは、北京師範大学の警備員で、週に1日しか休みがないが、その貴重な休みを利用してここで静かな読書の時間を楽しんでいる。

24時間営業の中国書店雁翅楼店は北京市民の読書空間であると同時に、観光客が北京文化を体験する窓口でもあり、中国の伝統文化を伝承し、現代人の読書ニーズも満たしている。

中国書店党委員会書記の張東暁氏によると、中国書店は中国の伝統文化の伝承を任務とし、文史芸術を自らの特徴とし、多元的な発展を続けてきた。雁翅楼店は2015年のオープン以来、読者に快適な読書空間の提供に力を入れている。国慶節の連休、書店は読者に豊富な公益文化活動を用意し、「北京賞味講座――円卓茶話会」や「紙で読む名作・名家公益教室」などを行う。

張東暁氏は、今後、中国書店は「中国文化センター構築」を任務とし、「一店一策」の原則を堅持し、各書店の立地面の特徴を合わせて各資源を開発し、読者に奉仕していくと話した。

故宮、景山、北海、什刹海などの有名スポットに囲まれ、多くの車と人が毎日行き交う場所で、中国書店は読者に静かな読書の場を提供する。賑やかな観光スポットのほかに、静かで素朴な書店でコーヒーを飲みながら面白い作品を読んでも素晴らしい「心の旅」ができる。


中国網日本語版(チャイナネット)

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