手作りの布団、伝統が流行アイテムに

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10月の北京は秋空が高く空気がすがすがしく、国慶節の連休はレジャーに適しているだけでなく、結婚式ラッシュの時期でもある。多くのカップルが国慶節の連休中に結婚式を挙げる。

北京市西城区の新街口百貨は「金の九月、銀の十月」の販売ピークを迎える。58年の歴史を有するこの老舗国営デパートは、伝統の手作りの婚礼布団を販売することで知られる。多くの年配者がここを訪れ、結婚を控えた子供のためにめでたい婚礼布団を用意する。陳さんもその1人で、数カ月前に息子のために手作りの婚礼布団を注文した。陳さんは、「多くの北京人がここを知っている。注文する人が多いと聞いたため、早めに予約しに来た」と話した。



デパートの担当者の崔さんによると、毎年国慶節の結婚式ラッシュの前になると、婚礼布団が1日に80~100組売れ、売上は年々増加している。彼女は、「伝統的な婚礼布団が人気を集めている」と話した。

デパートの地下1階の織物エリアには、様々な柄の生地が並び、婚礼布団の生地は鮮やかでめでたい雰囲気がある。店員が長いメジャーで生地を裁断し、その横で婚礼布団が作られ、懐かしさを覚える。陳さん夫妻は赤と緑の掛け布団を受け取った。彼らは、結婚は昔からの伝統のスタイルを受け継ぐべきで、これらの風習とこだわりには美しい寓意と祝福が込められていると考える。

織物部の責任者の張栄鈔さんは記者に対し、最近は多くの若者が伝統の物に興味を持つようになっていると話した。伝統の婚礼布団は「龍鳳呈祥」、「鴛鴦戯水」、「百子図」などの柄が人気で、中でも手描きと刺繍の生地は通常のものより高いが、よく売れているという。また、デパートは現代の消費者の習慣に合わせ、シルク、絹、コットンなども選べるようにした。



国営の老舗店は時代の変化に合わせて商品の種類だけでなく、販売方法も変えている。WeChatの「新姐説」機能を通して、デパートに足を運ばずにインターネットで注文し、自宅まで届けてもらうこともできる。張栄鈔さんによると、WeChatでの注文件数は総売上の約40%を占めている。

伝統の婚礼布団のほかに、デパートには伝統の婚礼用品を販売するコーナーもある。スタイルから柄に至るまで、伝統の中国の婚礼の真っ赤な喜ばしい雰囲気となっている。

来店した馬さんは記者に対し、「娘が国慶節の連休に結婚式を挙げるため、買いに来た。これらは親しみがあり、現代化が進むこの時代に特に貴重に感じる。これらの物は私たちが若い頃は家にあったが、現在はほとんど見かけなくなった」と笑顔で話した。馬さんは、これらの昔の物が娘の結婚式を特別なものにし、若者に伝統を感じてもらいたいと思っている。


中国網日本語版(チャイナネット)

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