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いよいよ立冬の節気を迎え、その風習について学ぼう~

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「立冬」という節気は木枯らしが吹き始める時期です。この時期になると、「十月朔」、「秦歳首」、「寒衣節」、「豊盈節」などの行事が行われます。漢の時代、皇帝はこの日に大臣たちを連れて冬を迎える儀式を行ったという。中国の民間でも祖先崇拝、宴を開くなどの風習があり、季節の恵みを祖先にお供えし、孝行を示します。

餃子と羊肉のしゃぶしゃぶを食す

中国の北部地方、特に北京や天津の人は立冬の日に餃子を食べる風習があります。餃子の由来は「交子之時(季節が入れ替わる時)」、立冬は秋と冬が入れ替わる時であるため、餃子を食べなければいけないと言われています。



清の時代の宮廷では、立冬に羊肉のしゃぶしゃぶを食べる決まりがあります。羊肉は漢方では温補の食べ物であり、体に優しいと言われています。臓器に血液が行きわたれば自然と寒い冬に耐えることができると言う事です。それから民間でも流行るようになりました。昔の北京のしゃぶしゃぶは炭火で温めた銅鍋に生姜、ネギを入れたスープで楽しみます。炭火で沸かしたスープに薄くスライスした羊肉や牛肉を入れてしゃぶしゃぶ。香ばしいソースとお肉の香りが口の中で一つになります。

黄酒作り・寒中水泳

立冬の日から「黄酒」をつくるのが紹興地方の伝統的な醸造法です。冬は水質がよく、温度が低いため、細菌の繁殖を効果的に制御できるだけでなく、長時間の低温発酵でうまい風味のお酒が作れるため、醸造発酵に最適な季節なのです。



だから紹興の人々は立冬から翌年の立春にかけて黄酒を作るのに最適な時間を「冬釀」と名付け、福を祈ります。また、中国のハルビンでは立冬の日に寒い松花江を泳いで渡り、冬を迎えます。

薬膳スープ作り



立冬の日に体を元気づけるため、昔の中国ではどの家庭でも薬膳スープを作ります。使われる生薬は様々で、処方もそれぞれ違いますが、どれも肝臓や胃に優しく、膝腰に効くものが使われています。濃厚な薬膳スープが出来上がったら生薬を取り出し、鶏、鴨、ウサギの肉や豚足、ガツを入れて更に煮込みます。

立冬にサトウキビを食べれば歯が痛まない

中国の福建省の潮汕地区では立冬の日にサトウキビと「香飯(チャーハンの一種)」を食べる風習があります。サトウキビが冬の栄養補給食品の一つにされた理由は、民間では古くから「立冬にサトウキビを食べれば歯が痛まない」という言い伝えがあるからです。



「立冬」の日になるとサトウキビは成熟し、食べてもかっかして体調を崩すこともないため、この時期にサトウキビを食べれば歯を強くすることができ、栄養を補給することもできます。

文・北京旅行網

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